新潟県立川西高等学校

新潟県立川西高等学校の概要

新潟県立川西高等学校は、新潟県十日町市に位置していた県立高等学校です。もともとは新潟県立十日町高等学校の定時制千手分校から改組され、全日制の川西分校が設立されたのは1973年のことでした。そして、1977年に十日町高校から独立し、新潟県立川西高等学校として正式に開校しました。

沿革

• - 1973年12月: 新潟県立十日町高等学校定時制千手分校より改組し、川西分校の設置が決定。
• - 1977年4月: 新潟県立川西高等学校が開校し、普通科4学級を開設。
• - 1977年6月: 開校記念式典が盛大に行われ、校旗が樹立されました。
• - 1978年3月: 体育館が完成し、学生たちの活動の場が広がりました。
• - 1978年6月: 校歌が制定され、学校のシンボルとなる。
• - 1979年3月: 新しい普通教室棟が完成し、現校舎に移転。
• - 1981年: 特別教室棟が完成し、教育環境が整備されます。
• - 1983年: 柔剣道場が完成し、武道の拠点が確立されます。
• - 1996年: 新入生から新しい制服が導入されました。
• - 2004年: 新潟県中越地震による昭和51年の校舎は大きな被害を受けました。
• - 2006年: 創立30周年記念式典が行われ、長い学び舎の歴史が祝われました。
• - 2009年: 校舎の改修工事が始まり、より快適な教育環境を目指しました。
• - 2016年度: 新潟県立十日町高等学校への統合に伴い、川西高校の生徒募集が停止されました。
• - 2018年3月: 最後の卒業式を迎え、正式に閉校しました。
• - 2018年4月: 校舎が新潟県立川西高等特別支援学校として利用されることになりました。

学校行事

川西高等学校では、年間を通じて多くの行事が行われ、学生生活が彩られていました。入学式や新入生オリエンテーションを皮切りに、地域探訪や遠足、体育祭、文化祭（緑江祭）、卒業式など、様々なイベントが実施されていました。特に体育祭や球技大会は、学生同士の絆を深める重要な機会となっていました。

部活動

学校では多くの部活動が盛んであり、運動系から文化系まで幅広い活動が行われていました。野球部やソフトテニス部、バドミントン部、バスケットボール部、吹奏楽部、美術部など、多岐にわたる選択肢が学生たちの成長を助けました。これらの部活動は、生徒同士の友好を深め、学校生活をより充実させる要素となりました。

交通アクセス

川西高校へのアクセスは自家用車を利用する場合、JR東日本の飯山線や北越急行の十日町駅から約15分（約6.2km）です。また、越後交通の「川西高校前」バス停からは徒歩1分と、通学にも便利な立地でした。

著名な出身者

川西高等学校の著名な出身者としては、タレントの俵山栄子さんがいます。彼女は卒業後、エンターテインメントの世界で活躍することとなりました。

川西高校は、地域に根差した教育を行うことで、数々の人材を輩出してきました。長い歴史を持つこの学校の閉校は、多くの人にとって忘れられない出来事となりました。

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