新潟県道561号弥彦岩室線

新潟県道561号弥彦岩室線：弥彦山スカイライン

新潟県道561号弥彦岩室線は、西蒲原郡弥彦村から長岡市を経由し、新潟市西蒲区へと至る一般県道です。その中でも特に有名なのが、弥彦山スカイラインという愛称で親しまれている区間です。

概要

弥彦山スカイラインは、雨乞山、弥彦山、多宝山の山腹を縫うように走る風光明媚な観光道路です。総工費約17億円をかけて1970年（昭和45年）4月に開通しました。当初は新潟県企業局が管理する有料[[道路]]でしたが、1981年（昭和56年）4月1日に一般県道として無料開放されました。県内初の有料[[道路]]であったという歴史も持っています。

沿線からは日本海、佐渡島、越後平野を一望できる絶景が広がります。新緑や紅葉の時期は特に美しく、県内有数の景勝地として知られています。また、連続するヘアピンカーブと急勾配が特徴的な「だいろ坂」は、運転の腕が試される難所として有名です。

路線データ

起点：西蒲原郡弥彦村大字弥彦字熊ケ谷（スカイライン入口交差点 = 新潟県道2号新潟寺泊線交点）
終点：新潟市西蒲区間瀬字福山（スカイライン間瀬口丁字路 = 新潟県道55号新潟五泉間瀬線交点）
路線延長：16.8km

歴史

1970年（昭和45年）4月：有料[[道路]]「弥彦山スカイライン」が開通。
1981年（昭和56年）4月1日：弥彦山スカイラインが無料開放。一般県道弥彦岩室線として認定。
1990年代前半：県道番号「561号」が付与。
2007年（平成19年）4月1日：新潟市の政令指定都市移行に伴い、一部区間の管理が新潟県から新潟市へ移管。

路線状況

弥彦山スカイラインは、観光道路であるため、午後11時から午前5時までは夜間通行止めとなります。また、事故防止のため大型貨物車と二輪車は終日通行止めです。冬期間（おおむね12月1日 - 3月31日）は、凍結・積雪のため、起点から猿ヶ馬場ゲートまでの区間が通行止めとなります。訪問する際は事前に道路状況を確認することをおすすめします。

地理

弥彦山（標高634m）は、新潟平野西部の日本海沿岸に位置し、頂上には弥彦神社があります。また、回転昇降展望塔「パノラマタワー」からは360度の絶景を楽しむことができます。スカイラインからは日本海に浮かぶ佐渡島を望むことができ、夜には漁火が幻想的な雰囲気を醸し出します。

通過する自治体

新潟県
西蒲原郡弥彦村
長岡市
新潟市（西蒲区）

交差する道路

新潟県道2号新潟寺泊線（スカイライン入口（弥彦口）交差点、弥彦村弥彦）
新潟県道55号新潟五泉間瀬線（スカイライン間瀬口丁字路、新潟市西蒲区間瀬）

周辺情報

弥彦山スカイライン周辺には、弥彦神社や弥彦温泉など、観光スポットが点在しています。ドライブと合わせて、これらのスポットを巡るのもおすすめです。

注意：通行規制

夜間通行止め：午後11時～午前5時
大型貨物車・二輪車：終日通行止め
冬季通行止め：12月1日～3月31日（起点～猿ヶ馬場ゲート間）

弥彦山スカイラインは、四季折々の美しい景色とスリリングな走行が楽しめる魅力的な道路です。通行規制に注意して、安全なドライブをお楽しみください。

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