新町バイパス

新町バイパスは、群馬県高崎市新町を起点とし、藤岡市中島に至る全長4.0kmの国道17号バイパスです。1965年（昭和40年）12月に開通し、地域の交通円滑化に大きく貢献しています。

概要

起点: 群馬県高崎市新町（神流川橋群馬県側）
終点: 群馬県藤岡市中島（中島中鮒窪交差点）
全長: 4.0km
開通: 1965年（昭和40年）12月

主な交差道路

新町バイパスは、以下の主要な道路と交差しています。

埼玉県道・群馬県道131号児玉新町線
群馬県道40号藤岡大胡線（笛木町交差点）
群馬県道179号新町停車場線（新町駅前交差点）
群馬県道・埼玉県道13号前橋長瀞線（中島中鮒窪交差点）

歴史的背景

新町バイパス建設以前の旧国道17号線（現在の埼玉県道・群馬県道131号児玉新町線、群馬県道178号中島新町線）は、幅員が7.5m程度と狭く、沿線には商店街が密集していました。そのため、交通量の増加、特に大型車の通行に支障をきたしていました。また、烏川に架かる柳瀬橋の前後の中島漆の内交差点付近と岩鼻町交差点付近は、ほぼ直角のカーブが連続しており、交通事故が多発する地点となっていました。

これらの問題を解決するため、新町市街地を迂回するバイパスが計画され、1961年（昭和36年）から用地買収が開始されました。そして、1965年（昭和40年）に新町バイパスが完成しました。車道幅員は12～15m、歩道幅員は2.5mで、柳瀬橋南の中島中鮒窪交差点付近では線形改良が行われ、群馬県道13号前橋長瀞線に接続しています。

新町バイパスの完成により、新町市街地の交通渋滞は大幅に緩和されました。しかし、岩鼻及び倉賀野付近の交通混雑は依然として解消されなかったため、引き続き倉賀野バイパスの建設が計画されました。

通過する市町村

新町バイパスは、以下の市町村を通過します。

群馬県
高崎市
藤岡市

隣接するバイパス

新町バイパスは、国道17号において、以下のバイパスと接続しています。

（東京方面）本庄道路 - 新町バイパス - 倉賀野バイパス（新潟方面）

関連事項

国道17号
関東地方の道路一覧
日本のバイパス道路一覧

参考文献

高崎工事事務所70年史:国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所

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