新美貴士

新美貴士（にいみ たかひと）は、1993年9月26日生まれ、愛知県安城市出身の男性キックボクサーです。名古屋JKファクトリーに所属し、元Krushフェザー級王者として知られています。

アマチュアボクシングでの活躍

新美選手は、高校・大学時代にアマチュアボクシングで活躍し、大学在学時には全日本選手権にも出場を果たしました。このアマチュアボクシングでの経験が、後のキック[[ボクシング]]での活躍の基礎となりました。

Krush参戦と王座獲得

2018年8月、Krush.92でプロデビューを果たし、TETSU（現野田哲司）選手に判定勝利を収めました。その後、KHAOS.8でのKO勝利、K-1 WORLD GP 2019 JAPANでのK-1デビュー戦を経て、2020年9月にはKrushフェザー級王座決定トーナメントに出場しました。

トーナメント1回戦は対戦相手の失格により不戦勝となりましたが、準決勝では玖村修平選手に判定勝ち。決勝では森坂陸選手との激闘を制し、延長戦の末に判定勝利を収め、第5代Krushフェザー級王座を獲得しました。この勝利は、下馬評を覆すものでした。

王座防衛とK-1での戦い

王座獲得後、新美選手は2021年2月に斗麗選手との初防衛戦に勝利。さらに、同年6月には岡嶋形徒選手との再戦で16秒KO勝利を飾り、2度目の王座防衛に成功しました。これらの勝利は、リベンジマッチを制したという点でも特筆されます。

その後、K-1横浜大会でK-1本戦に初出場を果たしましたが、軍司泰斗選手に判定負けを喫しました。しかし、同年12月にはKrush.132で篠塚辰樹選手にKO勝利を収め、3度目の王座防衛を達成。この試合では、飛び膝蹴りをかわし、左ストレート、膝蹴りなど多彩な攻撃で3度のダウンを奪い、圧倒的な勝利を収めました。

2022年1月には、Krush最優秀選手賞（MVP）に選出され、その活躍が評価されました。しかし、同年4月のK-1 WORLD GP 2022 JAPANでは椿原龍矢選手に判定負け。続く5月のKrushフェザー級タイトルマッチでは、玖村修平選手に判定負けを喫し、4度目の王座防衛に失敗しました。

その後、2022年12月のK-1 WORLD GP 2022 JAPANで國枝悠太選手に勝利し、連敗をストップ。2023年6月のKrush.150では、寺田匠選手に判定勝ちを収めています。

戦績と獲得タイトル

新美貴士選手のプロキック[[ボクシング]]戦績は以下の通りです。

獲得タイトル
第5代Krushフェザー級王座（防衛3回）
* K-1 AWARDS 2021 Krush最優秀選手賞

プレースタイル

新美選手のファイトスタイルは、常に前に出て攻撃を仕掛けるアグレッシブなスタイルが特徴です。強烈なパンチや膝蹴りを武器に、KO勝利も多く、観客を魅了する試合展開が持ち味です。

まとめ

新美貴士選手は、アマチュアボクシングで培った技術と、アグレッシブなスタイルを武器に、数々の激闘を繰り広げてきたキックボクサーです。Krushフェザー級王者としての実績と、K-1での活躍を通じて、今後の更なる飛躍が期待されています。

新美選手の今後の活躍に、ぜひご注目ください。

もう一度検索