日交美輝

日交美輝株式会社

日交美輝株式会社は、東京23区、武蔵野市、三鷹市を営業区域とするタクシー会社です。日本交通グループに属しています。

概要

2010年に日本交通グループの美輝タクシーとして発足しました。2015年11月には、同じく日本交通グループの日交足立を吸収合併し、現社名の日交美輝となりました。公式サイトでは、この合併が行われた2015年11月を設立年としています。

営業所は足立区中川に位置しています。この場所は、合併前の金龍自動車交通、そして日交足立が所在していた場所です。美輝タクシーとして発足した当初は、葛飾区西水元に営業所がありました。合併後、登記上の所在地も葛飾区西水元から足立区中川に変更されています。

金龍自動車交通・日交足立

金龍自動車交通は、1961年9月29日に東武鉄道の出資により設立され、同年12月に20台のタクシーで営業を開始しました。1967年1月には、東武鉄道のタクシー部門を譲り受けました。社名の「金龍」は、浅草寺の正式名称である「金龍山浅草寺」に由来しています。

東武鉄道直系の子会社を経て、東武の自動車事業統括会社である朝日自動車グループの一員として金龍自動車交通の名で営業していました。東武金龍時代は私鉄協（東京私鉄自動車協同組合、現在の私鉄協同無線センター）に、金龍自動車時代は中央無線グループ（現在の信和事業協同組合）に所属していました。中央無線が大和自動車交通と提携して以降は、大和グループの車体色で営業していました。

2014年12月、日本交通が全株式を取得し、日交足立として営業を開始しました。2015年11月には、同じく日本交通の子会社であった美輝タクシーに吸収合併され、日交美輝となりました。

竹ノ塚駅西口は、かつて金龍自動車交通の専用乗り場でした。日交足立、そして日交美輝となってからも、竹ノ塚駅西口には同社（および日本交通千住営業所の一部車両）の専用乗り場が設けられています。

車両

日交美輝は、全車にジャパンタクシーを導入しています。

かつての金龍自動車交通は中央無線に所属しており、中央無線カラー（朱色の車体にボンネットが白、サイドに青色の帯。車名表示灯は横長）でした。当時は、車両ヘッドランプ横のグリルに「東武鉄道駅構内営業車」のバッジが取り付けられていました。中央無線が大和自動車交通と提携して以降は、大和グループ統一車色（黄色のボディーの両サイドに赤のライン・「大和」の社名表示灯）の車両を使用していました。

日交足立となった際、引き継がれた車両のうち、黄色のタクシーは帯が大和仕様であったため、日本交通仕様とは位置や文字の仕様の一部が異なっていました。

営業所の所在地

本社：足立区中川

外部リンク

日交美輝株式会社

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