日南市立榎原中学校

日南市立榎原中学校の概要

日南市立榎原中学校（にちなんしりつ よわらちゅうがっこう）は、宮崎県日南市南郷町榎原甲に所在する公立中学校です。2024年度の生徒数は23名で、ほぼ小規模ですが、その分、ひとりひとりの生徒に対するきめ細やかな教育が行われています。

学校の歴史

この学校は1947年に設立が認可され、同年の5月8日に榎原村立榎原中学校として開校しました。初期は1学年につき1クラス、2年生に2クラス、3年生にも2クラスの合計5クラスからスタートしました。開校翌年の1948年には、大窪分校が新たに設置され、その後1950年に正式に分校として発足しました。

その後、1956年には地域の行政区画変更に伴い、南郷町立榎原中学校に改称されました。この時、大窪分校は日南市立大窪中学校として独立しましたが、1982年には細田中学校に統合されました。1957年5月からは給食も開始され、同年11月には自校歌も制定されるなど、教育環境の整備が進められてきました。

1990年には新校舎の建設が始まり、1991年に竣工式が行われ、現在の校舎へと移転しています。2009年には日南市との合併により、日南市立榎原中学校に改名され、現在に至ります。

部活動と通学区

この学校では、生徒たちが活躍できるよう様々な部活動が行われており、特にバレーボール部や音楽部が人気です。小規模ながらも、生徒たちが地域のイベントなどに積極的に参加しながら、実践的な学びを深めています。通学区域は榎原小学校校区に指定されており、地域との関わりを大切にし、地域の子供たちが安心して通える環境を提供しています。

アクセス

学校へのアクセスは、JR九州の日南線榎原駅が最寄りです。ここから徒歩数分の距離に位置し、通学も便利です。また、地域の自然に囲まれた環境にあるため、生徒たちは豊かな自然を体験しながらのびのびと育つことができます。

まとめ

日南市立榎原中学校は、その小規模な生徒数にもかかわらず、教育の質を重視し、地域とのつながりを大切にしています。昔からの伝統を受け継ぎながら、新しい時代の教育へと進化を続けているこの学校は、今後も地域に貢献し続けることでしょう。

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