日本テレビ系列金曜夕方5時台枠のアニメ

日本テレビ系列の金曜夕方アニメ放送の歴史

日本テレビ系列では、1980年代から1990年代にかけて金曜の夕方にアニメ作品を放送していました。具体的には、放送時間は毎週金曜日の17:00から18:00の間で、作品によって前半と後半に分かれています。

前半 (17:00 - 17:30)

金曜夕方のアニメ枠のスタートを切ったのは、1982年に放送が始まった『魔境伝説アクロバンチ』です。この作品は、以前の水曜19:00枠からの移動により、視聴者に新たな楽しみを提供しました。その後、この枠は数年間アニメの放送が中断され、再びアニメが放送されるようになったのは、1986年に『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』が移動してきてからです。以降、『トランスフォーマーシリーズ』の作品が続いて放送され、多くのファンを魅了しました。

その後、1993年まで新作アニメの放送は続きましたが、最終的には『ミラクル☆ガールズ』の終了をもって一旦アニメの放送が終了しました。その後、所さんの目がテンの再放送が行われましたが、新作はこれ以降放送されることはありませんでした。

1996年秋から、新作アニメの放送が再び始まりました。これは『NNNニュースプラス1』の放送が早まったことによって、月曜17:30枠から『それいけ!アンパンマン』がこの枠に移動してきたことによります。この作品は、2000年までこの枠で放送され続けました。

後半 (17:30 - 18:00)

後半の枠では、1982年の春に『六神合体ゴッドマーズ』が放送を開始しました。この作品が新作作品の最初で、その後はスパンをあけて1983年7月に『ピュア島の仲間たち』が放送され、新作が復活しました。ただ、1985年の春には『機甲界ガリアン』が最終回を迎え、その後は一時的に放送が中断されました。

その後、土曜朝に放送されていた『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』がこの枠へと移動し、引き続きアニメが放送される流れとなりました。『Bugってハニー』の放送を挟み、再びバラエティ番組の放送枠となってアニメの放送が中断されることもありました。

1988年10月には、『シティーハンター2』がこの枠に移動し、新作アニメの放送が再継続されることとなりました。この作品は1970年代の人気アニメ『昆虫物語 みなしごハッチ』のリメイク版が続くことで、視聴者の期待に応えました。しかし再び新作アニメは終了し、次に新作が放送されたのは1994年秋の『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』でした。この作品の終了以降は、再びアニメ放送は行われず、1996年には『ニュースプラス1』が17:30からスタートすることで、アニメ枠は特撮の再放送となってしまいました。

まとめ

日本テレビ系列の金曜夕方に放送されたアニメは、その時々のニーズに合わせた多様な作品を提供してきました。伝説的なアニメから、現代の新作まで、様々なジャンルのアニメがこの枠で視聴者に楽しみを届けてきました。

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