日本マーチングバンド協会 (JMBA)
一般社団法人日本マーチングバンド協会は、日本国内におけるマーチングバンドの普及と発展を促進することを目的とした全国的な組織です。特に青少年の健全な人格育成を重視した活動を行っており、そのためにさまざまなイベントや大会を運営しています。
活動内容
JAJAは、パレードやフェスティバル、各種コンテスト、選手権大会、講習会、研修会など、幅広い活動を展開しています。また、国際的な大会への参加も行い、国内外での交流を深めています。これにより、マーチングバンドの技術の向上と新たな才能の発見が促進されています。
歴史的背景
日本マーチングバンド協会の成立は
1966年に遡ります。その前夜、昭和30年代に横須賀で
アメリカ海兵隊ドラム&ビューグル・コーのメンバーが地元の学生にマーチングの指導を始めました。この経験をもとに、関東学院の教諭である広岡徹也を中心に、日本初の一般編成マーチングバンド「日本ビューグルバンド」が結成されました。
1.
1967年1月10日 - 日本ビューグルバンドが主催し、横浜市文化体育館で第1回パレードバンドフェスティバルを開催。このイベントは、現在の「
マーチングバンド・バトントワーリング全国大会」の始まりとなります。
2.
1967年6月17日 - 日本パレードバンドアソシエイションが設立され、広岡が理事長に選出されました。
3.
1973年 - 第1回マーチングバンド全国大会を開催し、これ以降も継続的に大会が行われています。
4.
1995年 - 日本スポーツバトン協会が設立され、マーチングにおけるバトンの技術や競技の普及も図られました。
5.
2009年 - 一般社団法人としての法人格を取得し、制度的な整備が進められました。
6.
2013年 - バトントワリングの管轄が新たな「日本バトン協会」に変更され、協会名を「一般社団法人 日本マーチングバンド協会」に改称しました。
現在の体制
2018年度現在、日本マーチングバンド協会は国内の10の支部で構成されています。これにより、各地域に根ざした活動がさらに強化されており、幅広い参加者を受け入れることが可能になっています。
主なイベント
協会は以下のような主催事業を行っています。
これらのイベントは、参加者の技術向上と団体の振興を目的としており、マーチングバンドの魅力を多くの人々に伝える重要な役割を果たしています。
まとめ
日本マーチングバンド協会は、マーチングバンドの発展と青少年の教育に寄与する重要な団体です。その歴史は深く、コミュニティの教育やスポーツを通じた健全な成長の促進に貢献しています。今後もさらなる普及と発展を目指して活動を続けていくことでしょう。