日本リーテック

日本リーテック株式会社

日本リーテック株式会社（NIPPON RIETEC CO.,LTD.）は、東京都千代田区に本社を置く総合電気設備工事会社です。略称はNRで、東日本旅客鉄道（JR東日本）の持分法適用関連会社であり、東京証券取引所プライム市場に上場しています。

概要

日本リーテックは、鉄道信号分野に強みを持つ保安工業と、電力設備分野に強みを持つ千歳電気工業が合併し、2009年4月に発足しました。この合併により、鉄道、道路、高圧電力線など、幅広い分野で事業を展開しています。

沿革

旧千歳電気工業株式会社

1945年12月：千歳電気工業株式会社設立。
1957年4月：千代田工事株式会社設立。電気設備の設計施工、電気機器及び材料の製作・販売を事業目的とする。
1960年7月：事業目的に冷暖房設備の設計・工事請負、冷暖房機器・材料の製作・修理・加工・販売を追加。
1973年5月：千代田工事（株）が千歳電気工業（株）に吸収合併。
1974年1月：東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
1998年1月：ISO9001認証取得（電力本部）。
1999年1月：ISO9001認証取得（鉄道本部）。
2000年2月：ISO9001認証取得（営業本部）。
2009年4月：保安工業株式会社を吸収合併し、日本リーテック株式会社に商号変更。

旧保安工業株式会社

1942年3月：鉄道機械信号工事の施工、測量 、設計、監理を主とする鉄道保安工業株式会社を設立。
1949年10月：建設業法による建設大臣登録。
1963年11月：東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
1968年8月：保安工業株式会社に社名変更。
2000年9月：ISO9001認証取得（東京支店）。
2009年4月：千歳電気工業（同日日本リーテックに社名変更）に吸収合併。

日本リーテック株式会社

2009年4月：千歳電気工業株式会社と保安工業株式会社が合併し、日本リーテック株式会社となる。
2020年3月：東京証券取引所市場第一部に市場変更。

事業所

日本リーテックは、本社（東京都千代田区）のほか、鉄道本部、社会インフラ本部、電力システム本部を擁し、各本部が全国に支店や営業所を展開しています。主な事業所は以下の通りです。

鉄道本部：仙台、盛岡、秋田、中央（松戸）、八王子、大宮、水戸、横浜、高崎、千葉、新潟、関西統括（大阪）、四国（高松）、中国（広島）
社会インフラ本部：ビルインフラ（東北・仙台、中国・広島、山口、四国・高松）、道路設備（品川）、交通システム（江戸川、東京、中部・あま、名古屋、岐阜、新潟、静岡、九州・北九州、関西統括京都）
電力システム本部：東北地区（仙台）、首都圏（荒川）、西地区（広島）

事業内容

日本リーテックは、以下の分野で幅広い事業を展開しています。

鉄道電気設備部門：信号設備工事、電車線路設備工事、発変電設備工事、電灯・電力設備工事、情報・通信システム工事、送電線工事、新交通システム工事
道路設備部門：交通信号機・道路情報制御システム工事、標識・標示・景観サイン工事、遮音壁・防護柵・裏面吸音板工事
屋内外電気設備部門：屋外電気設備工事、屋内電気設備工事、太陽光発電システム工事、リニューアル工事
送電線部門：送電線工事（架空送電線建設・建替・電線張替工事）、送電線工事（維持保全業務）
情報通信工事

連結子会社

株式会社保安サプライ
株式会社シーディーサービス
株式会社保工北海道
株式会社保工東北
NR電車線テクノ株式会社
NR信号システム株式会社
NRシェアードサービス株式会社
* 交通安全施設株式会社

外部リンク

日本リーテック株式会社

もう一度検索