日本事務器

日本事務器株式会社について

日本事務器株式会社（にっぽんじむき、英： Nippon Jimuki Co., Ltd.）は、東京都渋谷区に本社を構えるシステムインテグレーターです。1924年に設立され、当初は計算機やタイプライターなどの事務機器を主に取り扱っていましたが、時代の変化に伴い、現在では幅広いソリューションとサービスを提供しています。

会社の成り立ちと歴史

日本事務器株式会社は、1924年に日本事務器商会として創業されました。初期の取り扱い商品としては、計算機、タイプライター、タイムレコーダー、複写機、貨幣計数器などがありました。1929年には国内初のビジブルレコーダー。1948年には株式会社に改組し、以降も着実に発展を続けています。

1950年代に入ると、NECと提携し、国産初の超小型電子計算機の取り扱いを決定。1970年代には資本金を増資し、1980年代からは医療関連のITソリューションにも力を入れ始めました。1985年には医療総合情報システム「MAPS-V」を開発して発売するなど、技術革新に対応した製品を続々と世に送り出しています。

提供するサービスと得意分野

日本事務器株式会社は、現在、医療・福祉、公共・文教、自治体、中堅・中小企業向けに特化した各種ソリューションを提供しています。特に、医療情報システムや自治体向けの業務改善導入が得意分野となっており、顧客のニーズに応じたトータルソリューションを構築しています。

近年では、クラウド技術を活用したサービスの展開にも注力しています。これにより、迅速かつ効率的な運用が求められる現代のビジネス環境にマッチしたサービスを提供できるようにしています。クラウドサービスやSaaS型ソリューションも強化しており、安心して利用できるシステムの開発が求められています。

組織と関連会社

日本事務器株式会社は、関連会社として日本事務器シェアードサービス株式会社、NJCネットコミュニケーションズ株式会社、NJCソフトウェア株式会社、株式会社メディカル情報サービスなどがあります。これらの企業は、各分野で専門的なサービスを提供し、連携を強化することで、より一層のシステムの充実を図っています。

企業文化と評価

日本事務器株式会社は、顧客満足を最上とし、常に技術とサービスの向上に努めてきました。ISO認証やプライバシーマークの取得もその一環であり、品質管理を徹底し、信頼性の高い製品を提供することに重点を置いているのです。コンサルティングから導入後の運用、保守まで一貫したサービスを提供することで、顧客のビジネスを支援しています。

今後も日本事務器株式会社は、迅速に変化するテクノロジーと市場ニーズに対応し、新たなビジネスチャンスを切り拓いていくことでしょう。

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