日本映画テレビ技術協会

一般社団法人日本映画テレビ技術協会（Motion Picture and Television Engineering Society of Japan、略称：映テレ協会）は、映画およびテレビの技術に携わる法人、団体、そして個人によって構成される日本の業界団体です。本部を東京都中央区に構え、映画・テレビ技術の進歩と発展に貢献しています。

概要

映テレ協会は、映画やテレビといった映像メディアの技術的な側面を支える組織として、多岐にわたる活動を展開しています。技術に関する調査研究、技術者の育成、国内外の技術交流、そして最新技術に関する情報発信など、幅広い分野で業界の発展に寄与しています。

本部所在地

〒103-0027
東京都中央区日本橋1-17-12 日本橋ビルディング2階

会員構成

映テレ協会の会員は、法人会員と個人会員で構成されています。2019年12月18日時点での情報では、映画会社、テレビ局、制作プロダクションといった映像制作に関わる企業だけでなく、映像機器メーカー、商社、大学・専門学校など、計170社が法人会員として加盟しています。また、個人会員数は1186人に上り、技術者、研究者、教育者など、多様な専門分野の人々が参加しています。この多様な会員構成が、映テレ協会の活動の幅広さと専門性の高さを支える基盤となっています。

沿革

映テレ協会の歴史は、日本の映画・テレビ技術の発展とともに歩んできました。

1947年5月：日本映画技術協会として創立
1965年4月：日本映画テレビ技術協会に改名
2012年4月：一般社団法人に移行

創立当初は映画技術に特化した団体でしたが、テレビ放送の開始とともに活動領域を拡大し、現在の名称に変更されました。2012年には一般社団法人に移行し、より公共性の高い団体として活動を続けています。

活動内容

映テレ協会の具体的な活動内容は多岐にわたりますが、主なものとしては以下の点が挙げられます。

技術に関する調査研究: 映画・テレビ技術に関する最新動向や課題について調査研究を行い、その成果を会員に提供しています。
技術者の育成: 研修会やセミナーなどを開催し、技術者のスキルアップを支援しています。
国内外の技術交流: 海外の関連団体との交流を通じて、最新技術の導入や国際的な標準化に貢献しています。
情報発信: 会報誌の発行やウェブサイトの運営を通じて、会員向けに技術情報を提供しています。一般向けのイベントやセミナーも開催し、映像技術の普及啓発に努めています。

映テレ協会は、日本の映画・テレビ技術の発展を支える重要な役割を果たしており、今後もその活動はますます重要になると考えられます。

外部リンク

一般社団法人 日本映画テレビ技術協会 - 公式ウェブサイト

もう一度検索