日本芸能マネージメント事業者協会

日本芸能マネージメント事業者協会について

一般社団法人日本芸能マネージメント事業者協会（JEMEA）は、日本の芸能事務所が加盟する業界団体です。略称として「マネ協（マネきょう）」と呼ばれるこの協会は、声優事務所や新劇団を含む多くの組織が参加しています。入会するためには、２社以上の同業他社からの推薦状が求められ、これによってしっかりとした基盤のもとで会員が選ばれています。

設立の経緯

日本芸能マネージメント事業者協会は、1970年に設立準備会が開催され、芸能マネージャー協議会としてスタートしました。当初、放送業界や劇団の関係者が集まり、翌年には日本芸能マネージャー協会に名称を改めました。しかし、1990年に解散し、新たに日本芸能マネージメント事業者協会が設立されました。その後も法人形態の変更があり、2009年に一般社団法人へと移行し、現在に至っています。

会員の構成

2024年5月現在、協会には多様な事務所が名を連ねており、それぞれの事務所が声優や俳優のマネージメントを行っています。設立時からの会員としては「アーツビジョン」「アイムエンタープライズ」などがあり、その他にも様々な事務所が参加しています。会員事務所は、以下のように分類されています：

• - あ行: アーツビジョン、アクセント、アルカンシェルなど
• - か行: 懸樋プロダクション、劇団櫂、劇団俳優座など
• - さ行: サンタプラネット、シグマ・セブン、青年座映画放送など
• - た行: 東京芝居倶楽部、トム・プロジェクト、宝井プロジェクトなど
• - は行: バイ・ザ・ウェイ、ファミリーアーツ、宝映テレビプロダクションなど
• - ま行: 舞プロモーション、ミーアンドハーコーポレーション、MAGES.など
• - や行: 矢島聡子事務所、ゆーりんプロなど
• - ら行: ライターズ・カンパニー、リマックスなど

協会は映画、舞台、テレビといった多岐にわたるメディアで活動するマネジメント会社をサポートし、業界全体の発展に寄与することを目指しています。

賛助会員と過去の会員

さらに、協会には賛助会員として映像関連の企業やテレビ局が名を連ねており、業界の異なるセクターとの連携を強化しています。過去には多くの著名な事務所が会員として活動していましたが、様々な理由で脱退も見られました。特に、2007年にはアーツビジョンとアイムエンタープライズが不祥事を受けて退会しており、業界てきには大きな影響を与えた出来事といえます。

業界への貢献

日本芸能マネージメント事業者協会は、会員同士のネットワークを利用して、芸能活動の推進と支援を行う施策を展開しています。また、新しい人才の発掘や育成の取り組みを行い、常に業界全体の質の向上に向けた活動を続けています。

まとめ

このように、JEMEAは日本の芸能業界の重要な基盤を支える組織として、多種多様な活動を行い続けています。業界の発展と共に、会員事務所の成長を後押しする役割を果たしています。今後の更なる発展が期待される団体です。

もう一度検索