日本製鉄混声合唱団

日本製鉄混声合唱団

日本製鉄混声合唱団（にっぽんせいてつこんせいがっしょうだん）は、日本国内で活動する職場合唱団で、主に大阪府を本拠地としています。1947年にその前身である大阪製鋼所と尼崎鋼管製造所の合唱サークルが設立され、合唱の道を歩み始めました。これまでの発展の過程で、団体名や組織形態が変更されてきましたが、地域の文化や音楽活動に大きな貢献を果たしています。

沿革

1947年に約60名の職員が集まり、大阪製鋼所混声合唱サークルと尼崎鋼管製造所混声合唱サークルが誕生しました。このサークルが翌年統合され、「扶桑金属混声合唱団」という名称に改称。1950年には「新扶桑金属混声合唱団」と名乗り、翌年から会社の支援を受ける全社的な活動へと移行しました。その後、1952年に「住友金属混声合唱団」に改称、2012年に「新日鐵住金混声合唱団」になり、2019年には現名称「日本製鉄混声合唱団」に改められました。

団体の指導者としては、1949年から木村四郎が教授として参加し、1955年からは清水脩が顧問となりました。現在の指導体制は、1974年に就任した日下部吉彦、浅井敬壹、鈴木捺香子の3名によって担われています。

活動と受賞歴

日本製鉄混声合唱団は、全日本合唱コンクールに第1回から参加しており、これまでに46回もの出場歴があります。特に1987年から2013年にかけての27年間は、連続で金賞を受賞し、通算32回の金賞受賞実績を誇ります。1999年までは団内から指揮者を任命し、その後は浅井敬壹が1974年から1999年まで指揮を担当し、2000年以降は鈴木捺香子がその役割を引き継いでいます。

団体はまた、ほぼ4年ごとにリサイタルを行い、地域の事業所でも演奏会を開催するなど、地域文化の発展にも寄与しています。これにより、音楽愛好家や合唱ファンにとっての重要な存在となっています。

2017年と2018年は全国大会への出場を逃したものの、その後も精力的な活動を続け、団員たちの団結力と音楽に対する情熱が、未来の合唱団のさらなる発展を促すことでしょう。

外部リンク

日本製鉄混声合唱団の公式サイト（このURLは架空のもので、実際のリンクを挿入してください。）

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