日本赤十字九州国際看護大学

日本赤十字九州国際看護大学の概要

日本赤十字九州国際看護大学は、2001年に福岡県宗像市に設立された私立大学です。大学は、看護学部と大学院の看護学研究科から構成され、現在は学長の池松裕子、看護学部長の中村光江、看護学研究科長の姫野稔子が教育の運営を担っています。

この大学の教育理念は、赤十字の基本原則に基づいており、特に「人道」に重きを置いています。大学は、看護分野での専門的な知識と技術を徹底的に学ぶだけでなく、学生が国内外で看護を創造的に実践する能力を養うことを目指しています。これにより、学生は個人の健康や福祉はもちろん、広く人類全体の健康向上にも寄与することが期待されています。

沿革

日本赤十字九州国際看護大学の歴史は、1999年に大学設置認可申請書を文部大臣に提出したことから始まります。2000年には設置が認可され、2001年に開学しました。開校以来、同大学は看護教育の分野での発展を続けています。大学院は2006年に設置が認可され、その後も国際交流協定を多数締結し、国内外の大学との関係を深めています。

学部と研究科

日本赤十字九州国際看護大学は、看護学部を持ち、看護学科を設置しています。大学院には看護学研究科があり、修士課程と博士課程が用意されています。修士課程には保健コース、看護コース、CNSコース、助産教育コースがあり、それぞれ特定の看護領域に特化した教育が行われています。さらに、博士課程においては共同看護学専攻が存在し、研究活動も行われています。

学生生活と奨学金

学生生活は多様な支援体制によってサポートされています。特に奨学金制度が充実しており、日本赤十字社看護師同方会奨学資金や大学独自の奨学金制度などが設けられています。また、様々な支部からの推薦入試があるため、地域の支援も受けることができます。

国際交流

国際的な視野を持つ看護師を育成することを目的とする当大学は、多くの海外大学と協定を結んでおり、学生の国際交流の機会を広げています。たとえば、スイスのラ・ソース大学やインドネシアのアイルランガ大学、さらにタイやベトナムの大学と協力関係を築いています。

まとめ

日本赤十字九州国際看護大学は、人道主義の価値観に基づいた看護学教育を提供しており、世界中で活躍する看護師を育てることに力を注いでいます。これからも様々な教育プログラムや国際交流を通じて、看護分野におけるリーダーとしての役割を果たす人材を輩出することを目指しています。

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