日本高校生パーラメンタリーディベート連盟

一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟の概要

一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟（HPDU）は、東京都板橋区に本部を置くディベート団体であり、主に高校生を対象としたパーラメンタリーディベートの発展を目的としています。団体は2010年12月に任意団体として設立された後、2016年8月に一般社団法人として正式に登記されました。

活動内容

HPDUの主な活動として、以下の4つの目的が挙げられています。まず一つ目は「高校生によるパーラメンタリーディベート大会の開催」であり、特に全国規模での競技会が重視されています。二つ目は「パーラメンタリーディベートの練習試合や各種ディベート講座の実施」で、これにより高校生のスキル向上を図っています。三つ目は「地球社会に貢献できる人材育成のための講座の開催」で、参加者が社会的な視点で議論できる能力を養うことを目的としています。最後に、「前記の事業に付随する活動や、他の目的達成のため必要な事業」が行われています。

会員構成

同団体は、「正会員」「名誉会員」「賛助会員」というタイプの会員で構成されています。設立当初の理事には北原隆志（現理事長）、尾花美代子、古賀記洋子（現事務局長）、小林良裕、浜野清澄、前田和、天海揚介、西崎真広、宇佐美修が名を連ねており、初代代表理事は北原隆志、初代監事は油井直次が務めました。2021年には、さらに須田智之、大関朝美、河野周が理事として加わり、名誉顧問や顧問の地位には明石康、沼田貞昭、加藤一郎、新庄一郎、酒井弘行などがいます。特に、主顧問には岡田真樹子が名を連ね、チーフコーチには小野暢思が着任しています。

主催する大会とイベント

日本高校生パーラメンタリーディベート連盟主催の大会には、HPDU杯都道府県大会やその全国大会にあたるHPDU Competition、新人向けの新緑杯や新芽杯があります。また、中学生を対象としたHPDU中学生大会や西日本オープン、さらには模擬G7サミットなどの特別なイベントも手掛けています。特に、HPDU杯全国大会は一般社団法人日本英語交流連盟（ESUJ）との共同主催で行われ、全国規模の競技には大きな意義があります。

デジタルプレゼンス

2018年3月にはYouTubeチャンネルを開設し、「HPDU 一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟」として、ディベートのスキルやテクニックに関する動画を多数配信しています。これにより、ディベートに関心のある若者たちに対して、講座や大会参加者の動機づけやスキル向上を促進しています。

まとめ

HPDUは、高校生によるパーラメンタリーディベートの普及・発展を目指す活動を展開している団体であり、今後も多くの参加者がこの活動を通じて議論力を高め、社会に貢献する人材に成長していくことが期待されます。

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