日本EVクラブ

一般社団法人日本EVクラブは、電気自動車（EV）をはじめとするエコカーの普及を目指し、1994年に市民団体として設立されました。2015年に一般社団法人化し、現在は舘内端氏が代表理事を務めています。会員数は個人・法人合わせて200を超え、全国に支部を展開しています。

活動内容

日本EVクラブは、低公害車や省エネ運転の普及、未来のモータリゼーションの創造、地球温暖化防止を目的とした活動を幅広く展開しています。

会員支援と情報提供: 会員のEV活動を支援するとともに、電気自動車に関する最新情報を広く提供しています。
イベント開催: 講演会や試乗会などを開催し、EVの魅力を一般の方々に伝えています。特に、毎年開催される「日本EVフェスティバル」は、手作り電気自動車のイベントとして世界最大級の規模を誇ります。
技術開発: EV手作り教室の開催や、EVの開発・製作支援を通じて、EV技術の発展に貢献しています。
情報発信: 会報やEVジャーナル、EVクラブ通信などの媒体を通じて、EVに関する情報を発信しています。

主なイベント

日本EVフェスティバル: 手作り電気自動車の試乗会や耐久レースなどが行われる、EVファン注目のイベントです。
チャレンジEVミゼットII: ミゼットIIを改造した電気自動車によるレースです。
ERK(Electric Racing Kart)レース: 電気レーシングカートを使用したレースです。
省エネ運転講演会: 省エネ運転の重要性を啓発する講演会です。
中学生EV教室: 電気フォーミュラカーなどを教材とした教室で、次世代のEV技術者を育成します。

無充電チャレンジ

日本EVクラブは、ダイハツ・ミラをベースに改造した「ミラEV」を用いて、EVの無充電連続走行記録に挑戦しました。

2009年には、東京・日本橋から大阪・日本橋までの555.6kmを無充電で走行し、当時の公道上でのEV無充電走行記録を更新しました。この記録はギネスブックにも認定されています。
2010年には、筑波サーキットで1003.184kmの無充電走行を達成し、自らの世界記録を大幅に更新しました。


日本EVクラブは、電気自動車の普及を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。その活動は、EV技術の発展を促進するだけでなく、環境問題に対する意識を高める上でも重要な役割を果たしています。


関連情報
市民団体
電気自動車
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