日比野駅 (名古屋市)

日比野駅について

日比野駅（ひびのえき）は、愛知県名古屋市熱田区大宝1丁目に位置する名古屋市営地下鉄名港線の駅です。駅の番号はE02で、特徴的な赤色のアクセントカラーが目を引きます。 nearby地名は比々野（比々野町）ですが、日比野という表記も多くの交差点名や学校名、店舗名などで使用されています。また、manacaの乗車履歴では市地日比と表示されており、愛知県愛西市にある名鉄尾西線の日比野駅と区別されています。

駅の歴史

日比野駅は1971年の3月29日に名古屋市営地下鉄名城線の駅として開業しました。1989年には、デザイン博の開催を受けて全面改装が行われました。2004年の10月6日には、新しい名古屋大学 - 新瑞橋間の路線名改称に伴い、名港線の駅として再スタートを切りました。2007年より、5番出入口が新たに供用開始され、エレベーターも設置されました。2020年には可動式ホーム柵が導入され、安全性が向上しました。

駅の構造

日比野駅は島式の1面2線を持つ地下駅であり、可動式ホーム柵が整備されています。この駅は金山から別々に掘られた単線のシールドトンネルが合流する地点にあり、依然として駅構内でも両者の線路が接近しています。このため、金山方面に向かってホームの幅が広がる特異な形状になっています。2011年からは駅業務が日本通運に委託され、名城線南部駅務区金山管区駅が管理しています。構内の駅名標には、近隣の中央卸売市場の情報も併記されています。

駅周辺の施設

日比野駅周辺には、名古屋市営バスの「日比野」停留所もあり、さまざまなバス路線が利用できます。名古屋市営バスの栄22系統や熱田巡回バスの他、三重交通バス路線も近接しています。

利用状況

名港線の中でも日比野駅は金山駅に次いで乗客数が多いことが特徴です。白鳥公園を越えた西高蔵駅よりも多くの利用者があり、名古屋市統計年鑑によると、2004年度以降の一日平均乗車人員は増加傾向にあります。たとえば、2004年度は6,771人から始まり、2019年度には9,345人に達しています。

隣接駅

日比野駅の隣には名古屋市営地下鉄名港線の金山駅（E01）と六番町駅（E03）が位置しており、アクセスの良さも魅力の一環です。

まとめ

日比野駅は地下鉄名港線の重要な拠点であり、歴史や周辺施設とも相まって、利便性の高い地域となっています。名古屋の中心部とつながる交通の要所として、多くの人々に利用されています。

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