日産サティオ岡山

株式会社日産サティオ岡山

岡山県岡山市北区に本社を構える、日産自動車の正規販売会社です。岡山県内において、日産ブランドの車両販売、整備、関連部品や用品の取り扱い、保険業務などを手広く展開しています。

沿革

当社の歴史は、1966年（昭和41年）1月11日に「三洋日産」としてスタートしました。同年4月には「日産サニー岡山販売」へと名称を変更し、岡山本社（現在の新京橋店）と倉敷営業所（現在の倉敷中島店）の二つの拠点を設け、事業を開始しました。その後、県内各地へ積極的に拠点を拡大。同年11月には津山営業所（現在の津山一方営業所）、12月には岡山中古車センターを開設しました。続く1967年12月には東岡山営業所（現在のR-joy東岡山店）とサービスセンター、1970年8月には真庭営業所、1971年6月には水島営業所を開業するなど、着実にネットワークを広げました。1975年2月には津山中古車センター、1977年3月には岡山南営業所（現在の青江店）、1979年8月には笠岡営業所、そして1982年5月には西営業所（現在の本社店）がそれぞれオープンしています。

1988年（昭和63年）9月には、津山地区の拠点の名称が変更され、津山営業所が津山一方営業所、津山中古車センターが津山営業所となりました。1990年（平成2年）4月には中庄営業所が開設されます。

1996年（平成8年）10月には関連会社としてサターン・オブ・オカヤマを設立するなど、新たな取り組みも行われました。1997年（平成9年）には組織改編が進み、2月に西営業所が建て替えを経て新装オープンしたのに合わせ、本社機能が門田屋敷から西長瀬の同営業所へ移転。これにより、西営業所は本社営業所、旧本社営業所は新京橋営業所と、それぞれ名称が改められました。

1999年（平成11年）4月、日産自動車が進めた販売系列の再編に伴い、当社は日産レッドステージ店となりました。同年11月には、長年親しまれてきた社名「日産サニー岡山販売」から「株式会社日産サティオ岡山」へと変更され、現在の社名となりました。

2000年（平成12年）に入り、日産プリンス岡山販売が経営破綻したことを受け、2月1日にその営業権を譲り受け、事業を引き継ぎました。同年5月にはルノー車の販売を行うルノー岡山を立ち上げ、本社敷地内に展示場を開設するなど、事業領域の拡大を図りました。しかし、2001年（平成13年）3月にはサターンブランドの日本市場からの撤退に伴い、サターン・オブ・オカヤマの事業を終えました。

2005年（平成17年）5月からは、それまで一部販社でしか取り扱いのなかった車種を含む、日産自動車の全ラインナップを取り扱う体制へと移行しました。2006年（平成19年）11月には本社社屋の建て替えが完了し、リニューアルオープンを迎えています。

ルノー岡山については、2007年（平成20年）5月に本社敷地内から新京橋店内へ移転し、さらに2011年（平成23年）9月には閉鎖・統合された藤田店の跡地を改装した新店舗へ再度移転するなど、その営業体制が変更されました。また、2007年10月には野田店が場所を移して営業を再開しています。2011年には電気自動車（EV）「リーフ」の販売開始に対応し、ルノー店を含む全拠点に充電設備が設置されました。同年8月には藤田店が閉鎖され、青江店に統合されています。

2014年（平成26年）3月には、日産ネットワークホールディングスが経営していた「岡山日産自動車」を買収し、日産サティオ岡山と岡山日産自動車の両社が一体となった運営体制を構築、県内における日産車の販売・サービス体制の強化を図っています。

事業所

現在、岡山県内に計13の拠点を展開しています。全拠点に電気自動車用の充電設備が設置されており、本社店には急速充電器も備えられています。主な事業所は以下の通りです。

岡山市エリア: 本社店、R-JOY東岡山店、新京橋店（ルノー岡山併設）、青江店・青江マイカーセンター、野田店、ルノー岡山
倉敷市エリア: 倉敷西店・倉敷マイカーセンター、倉敷中島店、中庄店、水島店
その他のエリア: 津山店（津山市）、真庭店・中古車センター（真庭市）、笠岡店（浅口郡里庄町）

かつて存在した拠点としては、津山一方店などがあります。

関連情報

関連会社: 日産車体岡山
関連項目:
日産ウィークエンドジョッキー：山陽放送で長年にわたり放送されたラジオ番組。
* 岡山国際サーキット：かつて、プリンス岡山から寄贈されたスカイラインGT-Rがセーフティカーとして使用されたことがあります。

これらの歴史とネットワークを通じて、株式会社日産サティオ岡山は地域に根差した自動車販売会社として活動しています。

もう一度検索