日産証券グループ

日産証券グループ株式会社について

日産証券グループ株式会社は、東京都中央区に本社を置く金融持株会社です。日産証券、日産証券ファイナンス、NSシステムズ、NSトレーディング、岡藤商事を傘下に抱え、証券業務を中心に幅広い金融サービスを展開しています。

沿革

日産証券グループは、2005年4月に岡藤商事が株式移転により「岡藤ホールディングス株式会社」を設立したことに始まります。その後、子会社の設立や他社との提携、吸収合併などを経て、現在の形に至っています。

主な沿革は以下の通りです。

2005年4月：岡藤商事が株式移転により「岡藤ホールディングス株式会社」を設立。
2005年4月：子会社の「岡藤商事（株）」から「岡藤ビジネスサービス（株）」を分割設立。
2007年9月：「三京証券株式会社」の株式を取得し、子会社化。
2011年10月：個人向け総合金融サービスの専門会社として子会社「日本フィナンシャルセキュリティーズ（株）」が営業開始。
2015年6月：監査等委員会設置会社へ移行。
[2018年]]5月：「[[日産証券]」と資本業務提携契約を締結。
2018年7月：「日産証券プランニング(株)」（現岡藤日産証券プランニング(株)）の株式を取得し、子会社化。
2020年9月：東京証券取引所より、合併等による実質的存続性の喪失に係る猶予期間入りが公表される。
2020年10月：「日産証券」と経営統合し、社名を岡藤日産証券ホールディングスに変更。
2021年6月：岡藤商事の金融商品取引業務などを吸収分割により日産証券が承継。
2021年9月：ジャパンインベストメントアドバイザーに三京証券の全株式を売却。
2021年10月: システム子会社としてNSシステムズを設立。
2022年1月：岡藤商事が日本フィナンシャルセキュリティーズを吸収合併。
2022年3月：自己売買業務を行う子会社としてNSトレーディングを設立。
2022年7月：日産証券グループに商号を変更。

岡藤HDと日産証券の経営統合

2020年10月1日、岡藤ホールディングス（岡藤HD）と日産証券は、株式交換により経営統合しました。この際、岡藤HDが株式交換完全親会社となり、日産証券が株式交換完全子会社となりました。これに伴い、社名も「岡藤日産証券ホールディングス」に変更されています。

合併等による実質的存続性の喪失に係る猶予期間

東京証券取引所は、2020年9月30日付けで、岡藤日産証券ホールディングスが岡藤ホールディングスの実質的な存続会社ではないと判断しました。そのため、有価証券上場規程に基づき、2020年10月1日から2024年3月31日までの猶予期間入りとなりました。この期間中に、同社が新規上場審査基準に準じた基準に適合していると認められれば、上場は維持されます。しかし、基準に適合しない場合は、上場廃止となる可能性があります。

財務指標

純資産額の推移（連結）

2006年から2020年までの純資産額（連結）の推移を見ると、2006年3月期に143億2280万4千円でピークを迎えました。その後、2012年3月期には28億2588万6千円まで減少しましたが、その後は回復傾向にあります。

営業収益の推移（連結）

2006年から2020年までの営業収益（連結）の推移では、2007年3月期に88億9918万6千円と最高額を記録しました。一方、2019年3月期には26億6648万6千円と最低額になっています。

関連情報

主要株主の異動に関するお知らせ：岡藤日産証券ホールディングス株式会社 (参照: 2020年10月3日)
関連項目：岡三証券グループ
外部リンク：公式ウェブサイト


以上が、日産証券グループに関する詳細な情報です。

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