日石横浜ビル

日石横浜ビルは、神奈川県横浜市中区桜木町にそびえ立つ、地上30階、地下2階、高さ133メートルの超高層ビルです。みなとみらい地区の30街区に位置し、横浜銀行本店ビルの隣接地に1997年6月に竣工しました。竣工当時は、日本石油が三菱石油と合併する前であったため、「日石」の名が冠されています。

ビルの低層部には、ENEOSのサービスステーション「Dr.Driveみなとみらい店」や、ファミリーマート（旧am/pm）、展示スペースとして活用される日石横浜ホール、その他飲食店などがテナントとして入居しています。高層階はオフィスフロアとなっており、最上階にはテナント専用のカフェテリア「ハーバービュークラブ」が設けられています。

桜木町駅前から伸びる動く歩道や、みなとみらい大通りを挟んだランドマークプラザとは、3階のペデストリアンデッキで接続されており、周辺地域とのアクセスも良好です。

建設にあたっては、1990年前後から現在に至る高層ビル施工を対象とした「全天候型ビル自動施工システム」が採用されました。このシステムは、建設用ロボットの研究開発から実現に至るもので、特殊工程の自動化による重労働の軽減、天候に左右されない快適な作業環境の実現、高所作業の低減、外周養生（作業足場兼用）による墜落や飛来・落下などの災害撲滅を実現しました。また、プレハブ化やユニット化も積極的に採用し、高品質な建物の実現に貢献しています。これらの取り組みにより、最高水準のビル品質が確保されています。

2015年4月1日には、ジャパンエクセレント投資法人が245億円で当ビルを取得しました。現在、ビルの管理はENEOS不動産が担当しています。

主なテナント

1F
ENEOS Dr.Driveみなとみらい店
ワタベウェディング 横浜グランドプラザ
ル・ヌアンズ みなとみらい店
3F
三條歯科
4F
ファミリーマート MM日石ビル店
ブラウ・ネイルパーティ
29F
* 横浜大星クリニック


日石横浜ビルは、みなとみらい地区のランドマークの一つとして、その機能性とデザイン性が高く評価されています。

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