日軽産業

日軽産業株式会社：アルミニウム製品の総合メーカー

日軽産業株式会社は、日本軽金属グループの一員として、アルミニウム製品の製造と販売を担う企業です。親会社である日本軽金属が古河財閥の流れを汲むことから、同社も古河三水会に名を連ねています。

事業概要

日軽産業は、アルミニウムに関する幅広い製品とサービスを提供しています。

アルミニウム製品の販売: アルミニウム板、押出形材、管、棒、スラグなど、様々な形状のアルミニウム製品を販売しています。
アルミニウム加工品: 鋳造品、鍛造品、ダイカスト製品、リベット・ナット類といった加工品に加え、耐震性防火水槽、防災用救命ボート、二輪・四輪部品、アルミスペーサーなど、多岐にわたる製品を取り扱っています。
化成品: アルミナ、水酸化アルミニウム、硫酸、苛性ソーダなど、アルミニウム関連の化成品も販売しています。
金属材料: アルミニウム地金・スクラップ、金属珪素など、金属材料の販売も行っています。
アルミニウム副産物: 鉄鋼添加剤、アルミ灰、アルミドロスといったアルミニウム副産物Almixも販売しています。
アルミニウム線材: アルミニウム線材の製造および販売も手掛けています。
工事: 土木・建築・電気・設備工事も事業範囲としています。
保険代理業: 保険代理業も展開しています。

主要事業所

日軽産業は、以下の拠点を中心に事業を展開しています。

本社: 静岡県静岡市清水区松原町5番12号
東京オフィス: 東京都港区新橋一丁目1番13号
名古屋支店: 愛知県名古屋市中区錦一丁目6番17号
大阪支店: 大阪府大阪市中央区高麗橋四丁目1番1号
蒲原工場: 静岡県静岡市清水区蒲原5407-1

沿革

日軽産業の歴史は、1949年に株式会社興和商会として設立されたことに始まります。

1949年: 窯業・建材の原料、製品および肥料の売買を目的に、資本金20万円で静岡県清水市に株式会社興和商会を設立。
1957年: 興和産業株式会社に社名変更し、日本軽金属株式会社の100％子会社となる。
1959年: 日軽産業株式会社に社名変更。
1968年: アルミ溶接心線工場操業開始。
1977年: 建築部門創設。
2000年: 日軽商事株式会社と合併し、資本金10億1,000万円に増資。
2018年: 子会社の不二貿易株式会社を吸収合併し、保険部門を子会社の日軽パートナーズ株式会社へ事業移管。
2019年: 東京オフィス移転。

主要関係会社

日軽産業は、以下の企業と連携して事業を推進しています。

日軽パートナーズ株式会社
日邦ファスナー株式会社
PT.Nikkei Trading Indonesia
日軽（上海）国際貿易有限公司
NIKKEI SINGAPORE ALUMINIUM PTE, LTD.

日軽産業は、アルミニウム製品の製造・販売を通じて、様々な産業分野に貢献しています。日本軽金属グループの一員として、今後も技術革新と顧客ニーズへの対応を追求し、更なる発展を目指していくことが期待されます。

もう一度検索