日韓女子プロゴルフ対抗戦

日韓女子プロゴルフ対抗戦とは

日韓女子プロゴルフ対抗戦は、日本と韓国の女子プロゴルフツアーの代表選手、各12名、計24名による対抗戦として、毎年12月第1週に日本と韓国で交互に開催されていたゴルフの大会です。

この大会は、両国の女子プロゴルフのレベルの高さを競い合う場として、また、国際的なゴルフ交流の場として、長年親しまれてきました。2015年からは、大会名を「The Queens presented by KOWA」と改め、欧州、オーストラリアのツアーも加えた4ツアー対抗戦として開催されています。

大会の歴史

初期の頃は、韓国で開催される場合、国民銀行グループ（KBフィナンシャルグループ）がスポンサーとなり、「KBフィナンシャルグループカップ」（2009年までは開催コースの名前を冠した「ビングスカップ」）として開催されていました。2009年大会は、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部で開催されました。ここは、毎年3月の日本女子プロゴルフ開幕戦である『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』の開催コースとしても知られています。

2014年大会は、男子プロゴルフの東海クラシックが毎年開催される三好カントリー倶楽部西コースで開催されました。そして、2015年からは、大会名が「The Queens presented by KOWA」となり、同コースで、日本、韓国、欧州、オーストラリアの4ツアー対抗戦として開催されています。

2017年時点では、賞金総額は1億円（優勝チーム4500万円）となっています。

大会の概要（2016年）

2016年時点での大会の概要は以下の通りです。

主催：MBS毎日放送
特別後援：日本女子プロゴルフ協会、韓国女子プロゴルフ協会、オーストラリア女子プロゴルフ協会、ヨーロッパ女子プロゴルフツアー
後援：公益財団法人日本ゴルフ協会、中部ゴルフ連盟、愛知県、みよし市、CBCテレビ
特別協賛：興和株式会社
協力：名古屋鉄道株式会社
企画運営:ダンロップスポーツエンタープライズ

過去に韓国で開催された際には、KBフィナンシャルグループとSBSが主催を務めていました。

歴代成績

日韓女子プロゴルフ対抗戦の歴代成績については、詳細な記録が残されています。しかし、2001年はアメリカ同時多発テロ事件、2008年は雪の影響、2005年は最終日の強風により、それぞれ中止や短縮となっています。2005年は最終日中止のため、優勝預かり（5勝5敗2分）となりました。

また、2011年は12月にタイでの開催が予定されていましたが、同年10月に発生したタイ大洪水の影響により開催が中止となりました。さらに、2013年大会は、12月の開催を目指して準備が進められていましたが、主催者である毎日放送の都合により開催が見送られました。

THE QUEENS presented by KOWA

2015年から大会名が「THE QUEENS presented by KOWA」と変更され、日本、韓国、欧州、オーストラリアの4ツアー対抗戦として開催されています。

テレビ中継

日本国内でのテレビ中継は、毎日放送が制作し、TBS系列で放送されています。2006年までは全国フルネットではなく、基幹系列局中心の放送でしたが、2007年と2009年は全国ネットで放送されました。また、CS放送のGAORAでも中継されているため、地上波放送が行われない地域でも視聴が可能です。

2012年大会は、毎日放送のローカル枠で録画放送されました。2015年からは、TBS系列28局ネットで放送されています。

関連情報

この大会に関連する情報として、以下のものがあります。

ゴルフ日韓対抗戦（男子プロの日韓対抗戦）
日韓対抗中学・高校生ゴルフ選手権（ジュニアの日韓対抗戦）

これらの情報も合わせて参照することで、日韓のゴルフ交流についてより深く理解することができます。

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