旭町 (札幌市)

旭町 (あさひまち)

旭町は、北海道札幌市豊平区に位置する地名で、現行行政地名としては旭町1丁目から旭町7丁目までが存在します。

地理

旭町は、北から東にかけて豊平、南で平岸、西で水車町と隣接しています。町域は南北に約600m、東西に約300mの長方形をしており、その北側には100m四方の三角形が接続された特徴的な形状をしています。この地域は主に住宅地として利用されていますが、その面積の約半分は学校法人北海学園の敷地が占めています。札幌市営地下鉄東豊線学園前駅の3番出入口が北海学園大学の校舎に直結しているなど、文教地区としての特色も有しています。なお、町域は札幌市立八条中学校と札幌市立旭小学校の学区に属します。

歴史

1950年（昭和25年）以前は、豊平○番地、または豊平○条と呼ばれていました。それ以前の歴史については、豊平の歴史を参照してください。

地名の由来

旭町の地名は、豊平町だった頃に主要産業であった平岸リンゴの品種の一つ「旭」に由来すると言われています。

沿革

1906年（明治39年）：私立北海中学校（現在の北海高等学校）が旭町地区に移転。
1950年（昭和25年）：町域を豊平から分割し、旭町と改称。
1963年（昭和38年）：選抜高等学校野球大会で、北海高等学校が北海道勢として初めて決勝戦に進出し、準優勝。
1974年（昭和54年）1月29日：町名整理により、旭町8丁目が4丁目、9丁目が5丁目、10丁目が4丁目と7丁目、11丁目が6丁目となる。

施設

北海学園大学
北海高等学校
北海学園札幌高等学校
札幌第一幼稚園（旭町7丁目）
HOKUBU記念絵画館（旭町1丁目）

交通

鉄道

札幌市営地下鉄東豊線 学園前駅（豊平6条6丁目。1番と3番出口が旭町に位置）
札幌市営地下鉄南北線 中の島駅（中の島1条1丁目）

道路

平岸通（国道453号）：豊平との境界。
中学校前通線：豊平4条から6条にかけて存在する道路。
旧制北海中学（現在の北海高校）への通学路として利用されていた。
札幌市認定道路（路線番号：3-50-01424）、幅員9.09m～15.00m。
1994年頃に平岸通側の約100mが公園として造成され、現在は豊陵公園（豊平6条3丁目）として利用されている。
現在では、豊平橋～豊平5条1丁目の約100mは、豊平川右岸線（路線番号:3-00-09581）、および水車線（路線番号:3-50-01423）となっている。
「とよひらふるさと再発見」の表示板が豊平5条2丁目にある「豊平橋南集会所」前に設置されている。
* プレミアホテル TSUBAKI 札幌の裏手（豊平川側）から南東に向かい、南7条米里通交点でほぼ南に向かう斜めの道を進み豊陵公園に至るルート。

脚注

札幌市豊平区役所

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