昆明巫家壩国際空港

昆明巫家壩国際空港は、中国雲南省昆明市官渡区に位置していた国際空港です。1923年に開港し、長きにわたり昆明の空の玄関口として機能してきました。しかし、2012年6月28日に昆明長水国際空港が開港したことに伴い、同空港は閉鎖(廃港)されました。

概要



昆明巫家壩国際空港は、かつて中国雲南航空(後に中国東方航空に吸収合併)のハブ空港でした。そのため、中国東方航空の便が数多く運航されていました。しかし、昆明市東北部に建設された昆明長水国際空港2012年6月28日に開港したため、その役割を終え、閉鎖されました。空港跡地は、現在、副都心としての再開発計画が進められています。

アクセス



空港は市内に近いため、タクシーでのアクセスが便利で、料金は15~20元程度です。リムジンバスは運行されていませんでしたが、市内バスが4路線(運賃1元)乗り入れており、市民の足として利用されていました。

かつての就航都市



空港に就航していた全ての便は、昆明長水国際空港に移管されました。

国内線

北京/首都
重慶
成都
貴陽
上海/虹橋
杭州
景洪
深圳
桂林
広州
南京

など、中国各地の主要都市を結んでいました。

国際線

国際線では、日本路線として、大阪/関西便が上海/浦東経由で就航していました。これにより、日本と昆明間のアクセスも確保されていました。

脚注



空港閉鎖により、すべての便が新空港に移転。
跡地は副都心として再開発予定。

関連項目



中国雲南航空
中華人民共和国空港の一覧

外部リンク



雲南機場集団公司(中国語)

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