明石家さんまプロデュース 今回もコントだけ

明石家さんまプロデュース「今回もコントだけ」

「今回もコントだけ」は、1992年から2014年までほぼ毎年、大阪市と東京都で開催された明石家さんまがプロデュースしたコントライブです。この公演は、さんまとその仲間たちによるトークやコント、音楽演奏を通じて、観客を笑顔にすることを目的としています。

出演者と公演形式

このライブには、レギュラー出演者として明石家さんま、村上ショージ、ラサール石井、松尾伴内、内山信二が参加し、準レギュラーとしてジミー大西、Mr.オクレ、山田花子も関与しました。また、毎年ゲストが登場し、特別な魅力を加えています。公演は通常、毎年10月から11月の間に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールと大阪・IMPホールで行われ、平均して3時間以上の内容で構成されています。

公演の内容とスタイル

毎年テーマが異なるものの、基本的な流れは一貫しています。開演前には、明石家さんまと親しい八木亜希子のナレーションが流れ、オープニングでは出演者の映像が紹介されます。その際、出演者の幼少期の写真などが盛り込まれることが多く、観客の笑いを引き出します。

オープニングトークでは、さんまの独特のブラックジョークやトークが披露され、時には1時間以上も延長することがあります。その後、ユニークな楽器を用いた音楽演奏が行なわれ、観客を楽しませます。

コントのスタイル

コントの内容は年ごとに異なるものの、「あるあるネタ」や「大喜利コント」が中心となり、観客も参加する形式が多いのが特徴です。人気のゲストや観客が演じる一幕は、この公演の醍醐味とも言えます。また、松尾伴内やジミー大西など、出演者の定番ギャグも披露され、観客との一体感を生む要素となっています。

ハプニングとエピソード

毎年、さまざまなハプニングが発生することで知られており、予期せぬ状況が笑いを生むことがあります。最終公演が23時を超えた際には、会場内の駐車場が閉鎖されるトラブルもありました。また、コントの最中に起こった興味深いエピソードや、出演者同士の楽しい掛け合いも見どころの一つです。

入場料とファンへの思い

チケット価格は6000円で、コストパフォーマンスが非常に高いと評判です。これは、明石家さんまがファンへの還元を考慮した結果であり、かつ少しでも若い人たちが気軽に参加できるよう配慮されています。このように、「今回もコントだけ」は、観客にとって特別な体験を提供する公演として高い評価を得続けてきました。

終わりに

最後の公演が行われたのは2014年で、これ以降は公式サイトの更新もされておらず、今ある思い出は多くのファンの心に残っています。明石家さんまのユニークな笑いをじかに体験できるこのライブは、日本のコント文化の一端を担い、数多くの人に愛されてきたことでしょう。

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