星安出寿保世

星安出寿 保世（ほしあんです ほせ）

アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の元大[[相撲]]力士。1968年6月1日生まれ。本名はホセ・アントニオ・ホアレス。陸奥部屋に所属し、最高位は西十両2枚目。身長191cm、体重173kgと恵まれた体格を持ち、左四つ、寄り、突き、押し、張り手を得意とした。趣味はサイクリング。

相撲との出会い

アルゼンチン時代から相撲の経験があり、1987年の国際相撲選手権にアルゼンチン代表として出場。この大会がきっかけとなり、相撲への関心を深め来日を決意。同郷の星誕期が陸奥部屋に所属していた縁で、自身も同部屋に入門した。

力士としての道のり

1988年5月場所に初土俵を踏む。強烈な張り手を交えた突き押しからの左四つでの寄りを武器に、順調に番付を上げていく。1992年11月場所には、星誕期より一場所遅れて十両に昇進。新十両の場所で9勝6敗と勝ち越し、十両に定着した。

十両では終盤まで優勝争いに加わるなど、幕内昇進も期待されたが、左膝の故障により1995年5月場所を最後に幕下に陥落。その後は三段目まで番付を落とすも、徐々に復調し、幕下上位まで返り咲いた。十両復帰を目指し長く土俵に上がり続けたが、2000年9月場所、東幕下9枚目で2勝5敗と負け越したのを最後に現役を引退。初土俵から一度も休場することなく、土俵を勤め上げた。

引退後

引退後は一度母国アルゼンチンに戻り、家業を手伝っていたが、通訳の仕事に就き再来日。2002年に日本と韓国で開催されたFIFAワールドカップでは、サッカーアルゼンチン代表チームの通訳と、アルゼンチンマスコミ対策のボディガードを務めた。現在は、サッカービジネスをメインとする広告代理店で活躍している。

主な成績

生涯成績：334勝312敗 勝率.517
十両成績：113勝127敗 勝率.471
現役在位：75場所
十両在位：16場所

改名歴

星安出寿 保世（ほしあんです ほせ）：1988年5月場所 - 2000年9月場所

その他

テレビドラマ『古畑任三郎』第27回「黒岩博士の恐怖」で、車中で話す相撲の話題に名前が登場する。

関連項目

大[[相撲]]力士一覧

外部リンク

星安出寿 保世 - 相撲レファレンス

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