『映画
ひつじのショーン UFOフィーバー!』(原題: A Shaun the Sheep Movie: Farmageddon)は、
アードマン・アニメーションズ制作による、クレイアニメーション『
ひつじのショーン』シリーズの劇場版長編映画第2作です。
2019年12月13日に日本で公開されました。
本作は、牧場を舞台に、
ひつじのショーンと仲間たちが、ひょんなことから地球にやってきた宇宙人ルーラと出会い、彼女を故郷に帰すために奮闘する物語です。いつもの牧場の日常に、宇宙からの訪問者という新たな要素が加わり、ショーンたちの冒険はさらにスケールアップします。
ストーリー
いつものように牧場で騒動を起こしていたショーンたち。そんなある日、牧場に未確認飛行物体が墜落し、そこから小さな宇宙人の女の子ルーラが現れます。ショーンはルーラとすぐに仲良くなりますが、ルーラは故郷の星に帰る方法が分からず困っていました。ショーンと仲間たちは、ルーラを故郷に帰すため、様々な騒動を巻き起こしながら奔走します。一方、謎の組織もルーラを捕獲しようと動き出し、ショーンたちの冒険は予期せぬ方向へと進んでいきます。
キャスト
声の出演は、ショーンとティミーをジャスティン・フレッチャーが、ルーラとミーマをアマリア・ヴィターレが担当しています。また、ビッツァーと牧場主をジョン・スパークス、シャーリーとウブ・ドゥをリチャード・ウェバーが演じるなど、お馴染みの声優陣が本作でも活躍しています。
ショーン、ティミー:ジャスティン・フレッチャー
ルーラ、ミーマ:アマリア・ヴィターレ
ビッツァー、牧場主:ジョン・スパークス
シャーリー、ウブ・ドゥ:リチャード・ウェバー
ティミーのママ、エージェント・レッド:ケイト・ハーバー
ツインズ:サイモン・グリーナル
ナッツ:
アンディ・ナイマン
ヘーゼル:エマ・テート
マギンズ:デビッド・ホルト
農夫のジョン:クリス・モレル
ピザ屋の店員:ジョー・スグ
カタツムリ:ウィル・べチャー、リチャード・フェラン
スタッフ
原案は
ニック・パーク、脚本はジョン・ブラウンと
マーク・バートン、監督はリチャード・スターザックとウィル・ベッカーが務めています。製作は
アードマン・アニメーションズと
スタジオカナルが担当しました。
原案:
ニック・パーク
脚本:ジョン・ブラウン/
マーク・バートン
監督:リチャード・スターザック/ウィル・ベッカー
製作:
アードマン・アニメーションズ/
スタジオカナル
評価
レビュー・アグリゲーターの
Rotten Tomatoesでは、83件のレビューに基づき、支持率は96%と非常に高い評価を得ています。平均点は10点満点中7.50点となっています。
Metacriticでは、18件のレビューを基に加重平均値が100点満点中79点となっており、批評家からの評価も高い作品です。
作品の特徴
本作は、
アードマン・アニメーションズならではのストップモーションアニメーションの温かみのある映像表現に加え、SF的な要素を取り入れることで、新たな『
ひつじのショーン』の世界観を創り出しています。ユーモア溢れるストーリー展開と、ショーンたちの愛らしいキャラクターは、子供から大人まで幅広い世代の観客を魅了します。また、セリフを極力排除し、キャラクターの表情や動きで物語を語るスタイルは、言葉の壁を超えて、世界中の人々が楽しめる作品となっています。
外部リンク
*
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』公式サイト
本作は、ショーンたちの新たな冒険を通して、友情や家族愛といった普遍的なテーマを、笑いと感動を交えながら描いています。ぜひ、ご家族や友人と一緒に、この心温まる物語を楽しんでください。