映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城

映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城

『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』は、2026年2月27日に日本で公開される予定のSFアニメーション映画です。本作は、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に基づいたもので、映画ドラえもんシリーズの第45作目にあたります。監督には矢嶋哲生が、脚本には村山功が担当しています。この映画が2月に公開されるのはシリーズとして初めての試みです。

概要

本作は、1983年に公開された大長編の第4作『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』のリメイク版です。2022年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』以来、4年ぶりのリメイクとなります。

本作のキャッチコピーは、「海底1万メートル。地球には、まだ誰も知らない世界がある——」というもので、観客に未知の冒険への期待感を抱かせます。また、「ボクらはきっとわかりあえる。海の底で。心の底で。」というセリフも印象的です。

登場人物

レギュラーキャラクター

• - ドラえもん: 声 - 水田わさび
• - 野比 のび太: 声 - 大原めぐみ
• - 源 静香: 声 - かかずゆみ
• - 剛田 武: 声 - 木村昴
• - 骨川 スネ夫: 声 - 関智一

ゲストキャラクター

• - エル: 声 - 千葉翔也。ムー連邦の兵士で、外見は旧作の映画版に近いが、髪の色が金髪からピンクに変わっています。
• - 水中バギー: 声 - 広橋涼。ドラえもんのひみつ道具で、海底キャンプ用の高速移動手段として使われます。内蔵コンピュータが搭載されており、人間と会話が可能です。

設定

映画の舞台は海底にあるムー連邦という国で、多くの新たなキャラクターと共にドラえもんたちが大冒険を繰り広げます。

スタッフ

音楽は主題歌「Honto」がsumikaにより歌われ、作詞・作曲は片岡健太、編曲はRyo'Lefty'Miyataが手掛けています。

監督の矢嶋哲生はこの映画シリーズに初めて参加する一方、テレビアニメ『ドラえもん』に多く関わってきました。また、脚本を担当する村山功も映画シリーズには初参加です。2013年からテレビアニメのEPにも登場した脚本家であり、作品の幅広い魅力を引き出す役割を果たします。

プロモーション

映画の公開を記念して、いくつかの特別イベントが予定されています。例えば、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムで開催される「大長編ドラえもん のび太の海底鬼岩城と冒険のひみつ展」や、「キミが考えた海のいきものイラストコンテスト」が行われます。これは、オリジナルの海の生物を募集するコンテストで、最優秀作品は映画のエンドロールとパンフレットに名前が掲載される特典があります。

このように、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』は、古い名作への新しい風を吹き込む期待の作品であり、多くのファンに愛されることになるでしょう。

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