春日萌花

春日萌花：リングと空模様を彩る多才な女性

春日萌花（はるひ もえか）は、日本の女子プロレスラー、気象予報士、ラジオパーソナリティー、ナレーターとして活躍する、多彩な才能を持つ女性です。その活動はプロレス界にとどまらず、気象予報士としての専門知識を活かした情報発信や、ラジオパーソナリティーとしての親しみやすい語り口で、多くのファンを魅了しています。ここでは、彼女の多彩なキャリアと魅力に迫ります。

プロレスラーとしての軌跡

春日萌花がプロレスと出会ったのは高校3年生の時でした。我闘姑娘時代には、コスプレ企画で注目を集め、写真集も発売されるなど、期待の星として活躍しました。広報も兼務し、雑誌やラジオへの露出も多く、KAIENTAI DOJOで練習生として過ごした時期もあります。2007年に我闘姑娘が活動を休止した後、2008年にプロレスリングWAVEで復帰。「団体専属」としての復帰でしたが、2011年にはセンダイガールズプロレスリングに参戦し、他団体への参戦も解禁されました。

WAVE退団後はフリーとして活動し、ガンバレ☆プロレスに入団。GWC認定6人タッグ王座を獲得するなど、その実力を発揮しています。2023年には姉への生体腎提供手術のため一時休業しましたが、見事復帰を果たし、現在もリングで活躍しています。

多彩な才能

春日萌花は、プロレスラーとしての活動の傍ら、様々な分野で才能を発揮しています。ラジオ番組のパーソナリティーや声優、ナレーターとしての活動に加え、女流落語家としての顔も持っています。特に注目されるのは、2014年にプロスポーツ選手として初めて気象予報士試験に合格したことです。気象予報士として、テレビやラジオで気象情報を伝えるだけでなく、プロレスの試合会場で天候に関するアナウンスを行うなど、ユニークな活動も行っています。

また、第四級アマチュア無線技士の資格も取得しており、コールサイン「JI1KEB」を持つアマチュア無線家でもあります。FM NACK5のラジオ番組『FANTASY RADIO』では、パーソナリティーとして5時間の生放送を担当するなど、その多才ぶりを発揮しています。フジテレビの『奇跡体験!アンビリバボー』の動物スペシャルや、タカラトミーのCMでナレーターを務めるなど、ナレーターとしての活動も多岐にわたります。

人となり

趣味はニュース番組のザッピングと新聞の切り抜き、アニメ鑑賞という春日萌花。文化放送のラジオ番組『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』では、見たアニメの感想をノートに記録していることを明かし、そのノートは「ハルヒノート」と呼ばれています。OSAKA女子プロレスでは、「四天王寺萌子」というそっくりなお友達がリングアナウンサーを務めています。

主要な戦歴とタイトル

春日萌花は、数々のタイトルを獲得しています。初代アジアパシフィック女子王座、第2代TLW世界女子ヤングタッグ王座、第24代デイリースポーツ認定女子タッグ、GWC認定6人タッグ王座など、その実力は折り紙付きです。また、アイアンマンヘビーメタル級王座も複数回獲得しています。

腎臓移植と復帰

2023年、春日萌花は姉への腎臓移植手術を行うため、一時休業を発表しました。手術は延期されましたが、同年9月に無事成功。2024年7月にはガンバレ☆プロレスで復帰を果たし、多くのファンを感動させました。NHKの「おはよう日本」でも、この復帰戦の模様が放送され、大きな反響を呼びました。

まとめ

女子プロレスラー、気象予報士、ラジオパーソナリティー、ナレーターと、多岐にわたる分野で活躍する春日萌花。プロレスラーとしての熱い戦いはもちろんのこと、気象予報士としての冷静な分析、ラジオパーソナリティーとしての親しみやすい語り口で、これからも多くの人々を魅了し続けることでしょう。

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