春日部市立図書館

春日部市立図書館について

春日部市立図書館は、埼玉県春日部市にある公立図書館で、地域住民にさまざまな情報や知識を提供する拠点となっています。図書館は中央図書館、武里図書館、庄和図書館の3つの館から成り立っており、各館それぞれに特色あるサービスを行っています。

所在地と歴史

中央図書館は春日部市粕壁東二丁目に位置し、武里図書館は武里団地内に、庄和図書館は金崎にあります。この図書館は1968年3月に初めて開館し、その後数度の移転を経て、1983年に現在の中央図書館が設立されました。長い歴史を持つ春日部市立図書館は、地域の文化や学びの場として重要な役割を果たしてきました。

旧法務省の出張所跡に設立された当初は、限られたスペースと蔵書数量でしたが、図書館の利用者が増えるにつれ、より広い場所が必要となり、1971年には搬送されることになりました。その後、さらなる地域ニーズに応える形で構造を改修し、現在の形態に至ったのです。特に隣接する施設として市民文化会館や大型商業施設が新設され、地域住民の利便性が向上しています。

利用条件

春日部市立図書館のサービスは、主に春日部市に住んでいるか、学んでいる、もしくは就職している人々が利用することができます。また、周辺地域の住民も利用可能で、具体的には蓮田市、白岡市、宮代町、杉戸町の住民や、越谷市、松伏町の人々も利用できます。さいたま市の住民も利用対象とされており、このように広域的なサービスを展開しています。

提供されるサービス

図書館では、さまざまな蔵書資料を提供しています。書籍や雑誌、CD、ビデオ、DVDが検索でき、利用者は事前に発行された利用券をもって貸出や予約を行うことができます。また、他の図書館との相互貸借制度もあり、必要に応じて他の館から資料を取り寄せることも可能です。

リファレンスサービスも充実しており、調査や資料の有無を確認することができます。さらに、コピーサービスやWebページの閲覧も利用可能です。地域に根ざしたイベントも開催しており、子ども向けの「おはなし会」など、多様なプログラムが提供されています。

関連項目と参考情報

春日部市立図書館は、埼玉県内でも特に利用者数が多い図書館の一つです。地域の学びや文化を支えるための重要な施設としてだけでなく、地域のコミュニティの一部としてさまざまな活動が行われております。利用を希望される方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

もう一度検索