春日野道駅 (阪急)

春日野道駅について

春日野道駅（かすがのみちえき）は、兵庫県神戸市中央区国香通に気を持つ阪急電鉄神戸本線の駅です。駅番号はHK-15で、阪神急行電鉄が開業した1936年からの歴史を持っています。

歴史

春日野道駅は、1936年4月1日に開業され、その当時は神戸駅から延伸された路線の一部でした。しかし、1945年に営業が途中で休止され、翌1946年に営業が再開されました。1948年には、駅の東方において発生した急行電車の追突事故が記憶に残っています。この事故の驚くべき点は、当時普通電車に乗っていた扇千景さんが肩の骨を折り、その後宝塚歌劇団へ入団するきっかけとなった事です。

1968年4月には山陽電気鉄道が乗り入れを開始しましたが、1995年の阪神・淡路大震災で営業が再度ストップした後、復旧が進められ、1998年に山陽電気鉄道との相互直通運転が中止されました。2013年には駅番号が導入され、2023年に新たに西改札口とエレベーターが設置されるなど、利便性向上へとつながっています。

駅構造

春日野道駅は高架駅で、島式ホームが1面2線設けられています。隣接するJR神戸線が近くに走り、分岐器や信号機が無いため停留所に分類されています。ホームは2階に位置し、駅舎は梅田寄りのみに存在します。一般的な駅と比べてホーム幅が狭いため、通過列車は85〜90km/hで走行し、注意が必要です。整列乗車のための位置表示が未設置で、利用者の流れを考慮する必要があります。駅の構造は、開業時から変わらないリベット造りの屋根を持ち、2023年には西端にエレベーター専用出入口が新設されました。

乗り場案内

実際には明確な乗り場番号は掲示されていないものの、阪急沿線の公式アプリを通じて、発車案内が確認できます。神戸三宮方面が1号線、大阪梅田方面が2号線となっています。

駅の周辺

春日野道駅周辺は賑やかな商業地域で色々な施設が揃っています。東口には春日野商店街があり、阪神春日野道駅との間を結ぶアーケードもあります。周囲には銀行や郵便局、商業店舗が点在し、またいくつもの教育機関が存在します。
西口側も大安亭市場や生涯学習支援センターがあり、地元のお客様にとって必要な施設が整っています。バス路線も発展しており、神戸市バスの利用が可能なため、交通アクセスも便利です。

春日野道駅は、乗降客にとって生活の中心となる場所でありながら、歴史的な背景も持ち合わせています。地元の人々に親しまれる駅として、これからも多くの利用者に楽しんでもらえることが期待されます。

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