春風亭昇々

春風亭昇々のプロフィールと背景

春風亭昇々（しゅんぷうてい しょうしょう）、本名は柴田裕太。1984年11月26日生まれの落語家で、落語芸術協会およびホリプロに所属しています。彼の出囃子は「だんじり」で、しっかりとした伝統を受け継いでいます。

学歴と出発点

千葉県松戸市で生まれ、松戸市立六実中学校、続いて千葉県立小金高等学校を経て関西学院大学文学部を卒業しました。2007年4月、春風亭昇太に入門し、前座名「昇々」と名乗ります。その後、2011年4月には二ツ目に昇進。さらに、落語芸術協会若手二ツ目ユニット「成金」のメンバーとしても活躍。新作ユニット「ソーゾーシー」にも名を連ね、他の若手落語家たちと共に新しいスタイルの落語を展開しています。

受賞歴と活躍

昇々は、数々の賞を受賞しており、2015年と2016年にはNHK新人落語大賞の決勝に進出しました。また、2016年12月には「渋谷らくご大賞」を受賞し、その活躍が広く認められるようになりました。2020年には文化放送内での結婚予定を発表し、2021年1月には男児の父となったことを報告しています。真打昇進は2021年5月で、長い努力が実を結びました。

舞台やメディアでの活動

昇々は落語以外の媒体でも広く活動しています。テレビでは「ミライダネ!」や「ポンキッキーズ」などの番組でナレーションやMCを務め、ラジオでも多くの番組に出演中です。また、千葉テレビの「ちば朝ライブモーニングこんぱす」では水曜メインパーソナリティをつとめています。

趣味と特技

プライベートでは、山登りが趣味であり、またけん玉や書道（四段）といった特技を持っています。YouTubeチャンネル「アバンギャルド昇々」では、落語コンテンツや独自の動画を配信し、多くのファンに支持されています。

臨床や健康

近年、昇々は健康問題に見舞われました。2022年9月には先天性の心臓異常が原因で脳梗塞を発症し、その後手術を受けて回復しています。この経験を経て、2024年2月には自身の罹患について公表し、多くの人に向けて意識を高める活動も行っています。

まとめ

春風亭昇々は、落語家としての伝統を守りつつも、新しい試みに挑戦し続ける若手の代表格です。彼の芸術的な表現力や情熱、そして人間味あふれる活動は、多くの人々に愛され続けています。今後の活躍にも期待が寄せられます。

もう一度検索