春風亭昇太のオールナイトニッポン

春風亭昇太のオールナイトニッポン

『春風亭昇太のオールナイトニッポン』は、ニッポン放送で2005年10月3日から2006年12月25日まで放送されたラジオ番組です。落語家の春風亭昇太さんがパーソナリティを務め、毎週月曜日の深夜1時から3時（火曜日の午前1時～3時）に放送されました。

概要

番組は鳴り物入りでスタートしたものの、初回から録音放送という異例の形式で始まりました。また、番組編成上重要な意味を持つレーティング週に代役パーソナリティを起用することが多かったことも特徴です。

音楽の選曲も特徴的で、オールナイトニッポンではあまりかからないマイナーな曲や、少年少女合唱団、小中学生が歌う合唱曲などが選ばれることがありました（番組末期には選曲の幅が広がりました）。

落語家がオールナイトニッポンのパーソナリティを担当するのは、笑福亭鶴光さん以来20年ぶり、2人目でした（落語家であることを隠して出演していた伊集院光さんを除く）。

エンディングテーマには、airdropのデビューシングル「休日」のカップリング曲「ラブレター」が使用されていました。

昇太さんは、この番組以前にもTBSラジオで「スーパーギャング」や「パックインミュージック21」といった深夜番組のパーソナリティを担当していました。

主なコーナー

番組では、リスナー参加型の様々なコーナーが展開されました。

いいもんクラブ: あまり知られていないけれど「いいもん」だと感じる情報をリスナーから募集するコーナー。
会長宣言: リスナーから何か面白いアイデアを募集するコーナー。
あんたも何か考えろ
未確認イッパツ芸
5行年表: 投稿者の年表を5つのエピソード、5行で表現するコーナー。
合唱クラブ: 「いいもんクラブ」から独立したコーナーで、合唱にまつわるエピソードや合唱曲の音源、リクエストを募集しました（音源は返却されませんでした）。
我が町のボブ
俺のこだわり: 自分の変わったこだわりを送るコーナー。（2006年3月～2006年9月26日）
春風亭ご招待: 自分の住む街の自慢を送るコーナー。（2006年9月26日）
中央線の女子高生: あやふやな知識や記憶で、微妙な勘違いをしたまま会話をしている女子高生の会話をレポートするコーナー。
告白の告白: 自分が体験したちょっと変わった告白体験を送るコーナー。
今考えたら考えられない歌詞のコーナー: 「今考えると、なんとむちゃくちゃな歌詞なんだ～！」と叫んでしまうような歌を募集するコーナー。
どうしても出来ないこと～チキンハート: 投稿者の小心者ぶりを示すエピソードを募集するコーナー。
白鳥さんおバカ記念…この年になっても間違えていたこと: 長年勘違いしていたことなどを教えるコーナー。
私の不謹慎: 「○○が△△になったのは、私がこんな不謹慎な行動をしたからだ」という懺悔を募集する「今週のザンゲ」のコーナー。
昇太の笑点キャラ＆フレーズ

代理番組

昇太さんの都合により、以下の日程で代理パーソナリティによる放送が行われました。

2006年1月2日: 西川貴教（西川貴教のオールナイトニッポン）
2006年2月27日: 石井一久（石井一久のオールナイトニッポン）
2006年6月19日: アンジェラ・アキ
2006年10月2日: 吉井和哉（吉井和哉のオールナイトニッポン）
2006年10月16日: 長澤まさみ（長澤まさみのオールナイトニッポン）
2006年11月27日: 橘慶太（橘慶太のオールナイトニッポン）
2006年12月11日: 浜崎あゆみ（浜崎あゆみのオールナイトニッポン）

ゲスト

番組には、様々なゲストが出演しました。

笑福亭鶴瓶（電話）
モロ師岡
airdrop
犬山イヌコ
和希沙也
辺見えみり
安田大サーカス
松浦亜弥（コメントのみ）
石原さとみ（コメントのみ）
劇団ひとり
山里亮太（南海キャンディーズ）
タカアンドトシ
林家たい平

関連項目

高田文夫のラジオビバリー昼ズ: 同じニッポン放送制作の番組。昇太さんは過去に中継レポーターを担当し、2012年頃から水曜日のパーソナリティを務めています。
笑点: 放送前から大喜利下克上(若手大喜利)の司会として出演。2006年5月に笑点のメンバーとして登場し、2016年から司会者を務めています。
BS笑点
西川貴教のオールナイトニッポン: 前番組。

外部リンク

* 春風亭昇太のオールナイトニッポン - ウェイバックマシン（2006年8月23日アーカイブ分）（ニッポン放送）

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