春風亭柏枝 (11代目)

十一代目 春風亭 柏枝

十一代目春風亭柏枝（しゅんぷうてい はくし）は、1974年6月19日生まれの落語家で、北海道札幌市出身です。彼は落語芸術協会に所属し、出囃子には『筑摩祭』を使用しています。本名は菊池貴紀であり、父はレークプラシッドオリンピックのバイアスロン競技に日本代表として出場した菊地二久です。

経歴

春風亭柏枝は、札幌市立清田中学校を経て、北海道北広島高等学校を卒業。その後、札幌学院大学にも進学しました。大学卒業後はフリーターとして過ごしていましたが、ある日浅草演芸ホールで落語を観覧し、その魅力に心惹かれました。この経験がきっかけで彼は落語の道を志すことになります。

2001年3月、七代目春風亭柳橋のもとに入門し、「春風亭べん橋」と名乗るようになりました。師匠の下で修業を重ねる中、彼は独特なユーモアと話術を磨いていきました。しかし、運命的な転機が訪れるのは2004年のことです。師匠である柳橋が亡くなった後、柏枝は兄弟子である十代目春風亭柏枝の門下に移籍し、更なる成長を遂げました。

彼の努力と才能は実を結び、2005年6月には二ツ目として昇進します。これは、落語家としての地位を一歩上げる重要なステップでした。そして、2014年5月には五代目柳家小蝠、神田京子と共に真打昇進を果たし、ついに「十一代目春風亭柏枝」の名を襲名します。この名跡を受け継いだことで、彼は更に大きな責任と期待を背負うことになりました。

芸歴

• - 2001年3月: 七代目春風亭柳橋に入門し、「べん橋」と名乗り始める。
• - 2004年: 柳橋没後、兄弟子の十代目春風亭柏枝の門下へ移籍。
• - 2005年6月: 二ツ目に昇進。
• - 2014年5月: 真打昇進し、「十一代目春風亭柏枝」を襲名。

彼の活動は落語界においても注目されており、SNSや公式ウェブサイトを通じてファンとのコミュニケーションも活発に行っています。これからの活躍にも期待が寄せられる、十一代目春風亭柏枝の今後に注目しましょう。

もう一度検索