昼からど〜だい!

昼からど〜だい!

『昼からど〜だい!』は、2015年から2016年にかけてRSKラジオで放送されたラジオ番組で、主に月曜から木曜、金曜の放送内容が大きく異なるのが特徴でした。番組は、以前の『ごごラジViViッと!』と『イブニングおかやま お疲れさま』という二つの番組を統合してスタートした新しい形のラジオ番組です。

週の内容の違い

月曜から木曜の放送では、岡山県倉敷市出身の落語家、桂小鯛がパーソナリティを務めていました。このようにタレントをパーソナリティに起用するのは、RSKラジオのワイド番組としては9年ぶりのことでした。桂小鯛の軽快なトークと個性的なキャラクターが番組を引き立てていましたが、彼の放送は不祥事によって急遽終了することとなります。

2016年8月15日、桂小鯛は自身の地元にある自動車教習所の卒業検定に関連し、名指しで批判する発言を行ってしまいました。この発言に対しては、番組の共演者である奥富亮子がその場で謝罪をし、RSKラジオも当該教習所や関係者に謝罪を行う事態となりました。翌日には、再度の謝罪と共に桂小鯛が降板することが発表されました。番組の公式サイトでは、彼の名前や顔写真が削除され、番組中のトラブルの影響が色濃く残る結果となったのです。

その後は、津田健太や国司憲一郎、田中愛といった同局のアナウンサーたちが桂小鯛の代役を務めましたが、8月22日には番組の打ち切りが発表され、最後まで放送の継続が困難な状況となりました。この出来事を受けて、2017年1月からはお詫び的な形で「サンデー落語」という別番組が日曜朝に放送され、桂米朝一門の落語が多くのリスナーに親しまれることとなりました。

金曜日の内容

金曜日の放送では、前番組『ごごラジViViッと!』のパーソナリティである安井優子と相田翔吾が引き続き担当し、異なる内容を提供していました。月曜から木曜の放送とは一線を画し、基本的には前番組のスタイルを引き継ぐ形になっており、リスナーにとっても馴染みやすい放送が行われていました。冒頭のオープニングタイトルでも「昼からど〜だい! 金曜日」と呼称され、特別感を演出していました。

パーソナリティとレポーター

月曜から木曜の放送でも金曜日の放送でも、それぞれ魅力的なパーソナリティが迎えられました。月曜から木曜には奥富亮子（RSKアナウンサー）が司会を担当し、火曜から木曜にはレポーターとして渡壁恵子が参加していました。一方、金曜日には安井優子と相田翔吾がパーソナリティとなり、レポーターには淵本文枝が加わっていました。これらのパーソナリティとレポーターの組み合わせが、番組をリスナーにとって楽しめるものにしていたのです。

『昼からど〜だい!』は、その短期間の中で様々な思い出や出来事を生み出し、ラジオ番組のもつ魅力を改めて感じさせてくれました。多様なパーソナリティの表現と、特有のトラブルの影響を乗り越える姿勢は、ラジオ放送の面白さや難しさを象徴するものでした。

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