時事タイムス放送社

株式会社時事タイムス放送社は、北海道帯広市に本社を置く、街頭放送および有線放送を中心とした情報・通信事業を展開する企業です。地域に密着した情報発信を通じて、北海道の地域社会に貢献しています。

事業概要

同社は、帯広市と釧路市において街頭放送事業と有線放送事業を、そして札幌市においては街頭放送事業を行っています。かつては、大手有線放送会社である株式会社USENと有線放送事業で競合関係にありましたが、2000年のUSEN営業所撤退以降は、時事タイムス放送社が両地域における営業および配信を担っています。また、かつてはキャンシステム株式会社が加盟していた全国有線音楽放送協会（全音協）にも加盟していました。

小樽市で街頭放送を行う株式会社北海道時事放声社とは、資本関係および人的関係は一切ありません。

沿革

1946年6月：道東タイムス株式会社として設立。設立当初は新聞発行を主な事業としていました。
1949年8月：現社名である株式会社時事タイムス放送社へ商号変更。同時に街頭放送事業を開始しました。
1951年4月：札幌事業部を設立し、事業エリアを拡大します。
1954年12月：釧路事業部を設立。
1966年7月：独自の有線放送を開始。
1978年5月：札幌事業部を法人化し、株式会社北海時事放声社を設立。
1992年4月1日：釧路事業部においてケーブルテレビ放送を開始。
2000年：株式会社USENの営業・配信を受託。
2007年2月20日：釧路ケーブルテレビ株式会社を関連会社として分社。

関連会社

株式会社時事タイムス放送社は、以下の企業と深い関わりがあります。

帯広ガス株式会社
帯ガス燃料株式会社
株式会社第一自動車学校
株式会社幕別自動車学校
株式会社アストレア（帯広ワシントンホテルを運営）
株式会社おびひろ市民ラジオ（FM WING）
第一リース株式会社
株式会社北海時事放声社（札幌事業部を運営）
釧路ケーブルテレビ株式会社（釧路事業部に同居）

これらの関連会社との連携を通じて、地域経済の活性化にも貢献しています。

株式会社時事タイムス放送社は、長年にわたり地域に根ざした情報発信を続けており、街頭放送や有線放送を通じて、地域住民の生活に寄り添う存在として親しまれています。

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