公益財団法人 神経研究所附属晴和病院
概要
公益財団法人神経研究所附属晴和病院は、
東京都新宿区にある
精神科単科の病院です。精神疾患の中でも特に
うつ病や
不安障害の治療に力を入れています。開放病棟のみを設置し、患者さんが安心して治療に専念できる環境づくりを目指しています。
沿革
晴和病院は、
1951年に
東京大学医学部教授であった
内村祐之によって開設されました。開設当初から、先進諸国の
精神科病床を基準とした開放的な病院として運営されてきました。
1965年には新病棟が完成し、すべての病棟が開放病棟、病床はすべて精神病床となっています。
2020年5月28日から建て替えのため一時休院しましたが、その間は小石川東京病院にて診療を継続していました。2023年に再開されました。
特徴
- - 精神科単科病院: 精神疾患の専門的な治療を提供しています。
- - 開放病棟: 患者さんの社会復帰を促進するため、開放的な病棟環境を採用しています。
- - うつ病・不安障害: これらの疾患の治療に豊富な経験と実績があります。
- - デイケア: リワークプログラムを取り入れ、職場復帰を支援しています。
晴和病院の
デイケアでは、精神疾患からの回復と社会復帰を目指す患者さんを対象に、様々なプログラムを提供しています。特に、復職支援プログラムであるリワークに力を入れており、患者さんのスムーズな職場復帰をサポートしています。同様のプログラムは、
東京都内では中部総合精神保健福祉センターなどでも実施されています。
交通アクセス
参考文献
- - 社団法人東京精神病院協会『東京の私立精神病院史』牧野出版、1978年
関連項目
外部リンク