暖流 (石川さゆりの曲)

石川さゆりの17枚目のシングルとして1977年9月1日に発売された「暖流」は、彼女の代表曲の一つとして知られています。この楽曲は、作詞を阿久悠、作曲を三木たかしが手掛けた作品で、同じコンビによる「津軽海峡・冬景色」「能登半島」に続くシングルとしてリリースされました。

「津軽海峡・冬景色」「能登半島」と合わせて、3曲連続で大ヒットを記録し、これらの曲は石川さゆりのファンから「旅情三部作」とも呼ばれています。「暖流」は、歌詞にも登場する「南国土佐」を舞台にした高知県のご当地ソングであり、その情景が目に浮かぶような情感豊かな楽曲です。

この曲のシングル盤レコードは、当初日本コロムビアから発売されましたが、石川さゆりがその後ポニーキャニオン、テイチクエンタテインメントへとレコード会社を移籍したことに伴い、各レコード会社から発売された石川さゆりのベストアルバムにも収録されています。これにより、多くのファンが様々な形でこの楽曲を楽しむことができるようになりました。

シングルには、「暖流」とカップリング曲の「秋しんしん」が収録されており、両楽曲ともに作詞は阿久悠、作曲は三木たかし、編曲は高田弘が担当しています。

収録曲:

1. 暖流 (3分32秒)
2. 秋しんしん (3分45秒)

「暖流」は、石川さゆりの音楽キャリアにおいて重要な位置を占める楽曲であり、その美しいメロディーと情景描写豊かな歌詞は、多くの人々に愛され続けています。この曲を通して、高知県の美しい風景や風情を感じることができるでしょう。

関連項目:

1977年の音楽
中国・四国地方のご当地ソング一覧（高知県）

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