暮らしカルマガジン みかさつかさ

暮らしカルマガジン みかさつかさ

『暮らしカルマガジン みかさつかさ』は、2001年4月から2008年3月まで毎日放送（MBSテレビ）で放送された、関西地域向けの生活情報バラエティ番組です。放送は毎週土曜の夕方5時から30分間行われ、主に20代から40代の主婦をターゲットにした多様なテーマを取り扱っていました。番組名の「みかさつかさ」は、スペイン語の「mi casa, tu casa」に由来し、「気楽にくつろいでください」という意味を込めています。

番組収録は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）内の「MBSスタジオ in USJ」で行われており、ハイビジョン制作や字幕放送の形式を採用していました。また、関西電力が一社提供を行い、豊かなコンテンツ作りに寄与していました。番組内容は、グルメ、健康、住まいに関する特集が中心で、特に料理コーナーは非常に人気がありました。料理レシピは、公式ホームページや大阪本社版の毎日新聞夕刊でも発表されていました。

2008年春、MBSがTBSと連携して行った土日夕方枠の再編に伴い、番組は惜しまれつつ同年3月29日に終了しました。その後を受けて、『住人十色』が放送を開始しました。

出演者

本番組の司会者には、かとうかず子が初代メイン司会を務め、その後2002年4月からは秋野暢子が2代目のメイン司会者として番組を引き継ぎました。進行役には、放送開始から2002年3月までは石田敦子が担当し、その後は八木早希が進行役として番組を支えました。スタジオには、セイン・カミュやかつみ❤️さゆりなどのレギュラー出演者も登場し、視聴者に楽しさを提供していました。

ナレーションは加藤康裕が番組開始時から担当し、最終回まで続けたことで番組の顔の一部となっていました。最終回までのナレーションは大月勇が加藤の後任としてサービスしていました。

制作スタッフ

この番組の制作には、多くのスタッフが携わりました。構成は草場昭子、北村京子が行い、撮影や音声などの技術面でもMBSの経験豊富なメンバーが名前を連ねています。プロデューサーは堀素子、浦川雅至の両名が務め、番組の成功を支えました。また、アートや美術の協力を受けるなど、多くのクリエイターが参加したことも特徴です。

遺産と影響

『みかさつかさ』は、関西地域における主婦向けの情報発信の一翼を担っていたとされ、その後の番組に与えた影響も少なくありません。生活情報バラエティというジャンルにおいて、主婦を中心とした視聴者に寄り添ったコンテンツ作りが評価されたといえるでしょう。自宅での生活を豊かにするためのヒントを提供し、多くの家庭に愛されたこの番組は、放送終了後も多くの人々に記憶されています。

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