月刊やさい通信

月刊やさい通信

『月刊やさい通信』（げっかんやさいつうしん）は、NHKの総合テレビで2005年から2014年まで放送された情報番組で、主に野菜に関するさまざまな話題を取り上げていました。原則として毎月最終週に放送され、新鮮な野菜の情報や栽培の楽しさを視聴者に伝えることを目的としていました。特に、毎回いるはずの野菜だけでなく、時には果物も取り上げられ、視聴者の興味を引く内容が多くありました。たとえば、2012年6月号では「さくらんぼ」が特集されるなど、バラエティ豊かな番組内容が特徴的でした。

放送スケジュール

放送は、総合テレビで毎月最終土曜日の11:00から11:30、2006年4月以降は最終日曜日の6:15から6:45に行われていました。また、2012年4月以降は初回放送の4日後、木曜日の12:20から12:43に再編集されたバージョンが放送されるようになりました。この再放送は、祝日の場合にも若干の時間変更がありました。

Eテレでも、一部の放送時間が設けられており、毎月最終金曜日の12:00から12:30に放送されていましたが、2012年3月末をもって終了しました。また、NHK衛星第2テレビジョンでも放送されていましたが、こちらも2011年3月に打ち切られています。

放送がない7月と12月には、主に別の特集番組や体操祭などのイベントが放送され、特に年末年始の特集番組が編成されていました。

主なコーナー

番組は多様なコーナーで構成され、例えば「糸井重里の明日の野菜」や、「はじめようプランター菜園」、さらには「みんなでつくろうおいしい野菜」などがありました。また、視聴者の疑問に答える「菜園の達人Q&A」や、糸井重里による自家製ジャムの紹介コーナー「ジャム通信」もありました。

出演者

番組のメインキャスターには糸井重里が起用されており、その他にもクリス智子や農産物流通コンサルタントの山本謙治、内田也哉子、山本百合子、鈴木麻里子らが出演していました。ナレーションを担当する人物たちも多く、彼らがそれぞれのコーナーを盛り上げていました。

終了した背景

『月刊やさい通信』は多くのファンに愛されていましたが、2014年3月30日をもって終了。放送終了後も、高い評価を受けている番組として語り継がれています。野菜の魅力を伝えたこのプログラムは、視聴者にとって身近な存在となり、多くの家庭で楽しく野菜を育てるきっかけともなりました。

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