月島駅

月島駅について

月島駅（つきしまえき）は東京都中央区月島一丁目に立地し、東京メトロの有楽町線と都営地下鉄の大江戸線が交差する重要な交通拠点です。この駅は東京メトロにおいてはY 21、都営地下鉄ではE 16という駅番号が付与されています。

駅の歴史

月島駅は1988年6月に開業され、当初は帝都高速度交通営団（後の東京メトロ）が運営する有楽町線のみの駅でした。2000年には大江戸線が開通し、乗換駅としての機能が追加されました。その後、2004年には営団地下鉄が民営化され、東京メトロに継承されました。また、2007年にはICカード「PASMO」が導入され、2013年にはホームドアの運用も始まりました。2023年には最新のデジタル技術を活用した無人消毒ロボットが導入され、COVID-19対策が強化されました。

駅構造

月島駅は地上から地下3階までの構造になっており、有楽町線が地下3階、大江戸線は地下2階を走行するというユニークな設計です。両線の改札口は同じ地下1階に位置しており、乗換えはスムーズですが、乗換割引を受けるためにはそれぞれの改札を60分以内に通過する必要があります。加えて、ホームには安全対策としてホームドアが設置されています。

東京メトロのホームは島式で1面2線を有し、佃大橋通りの下に位置しています。特に、駅通路部分には水害対策として防潮扉が取り付けられています。

周辺施設と特色

月島駅周辺は、もんじゃ焼きで有名な街でもあり、観光客の訪れるスポットとしても知られています。駅近隣には施設が多数立ち並び、キャピタルゲートプレースなどの再開発による複合施設も直結しています。また、佃煮発祥の地としても知られる佃にもアクセスが便利です。

駐車場とバス路線

月島駅には都営バスの発着場があり、様々な路線が運行されています。月島駅前からは多くの路線が出ており、都心方面へアクセスが良好です。また、江戸バスや水上バスも利用でき、東京湾を楽しむことができます。

利用状況

月島駅の2023年度の1日平均乗降人員は67,069人であり、東京メトロ全130駅の中では58位にランクしています。乗降人数は開業以来増加傾向にあり、公共交通機関としての重要性がますます高まっていることがうかがえます。

また、都営地下鉄の対しても2022年度の利用状況は59,007人となっており、月島駅の利用者は周辺の環境とも相まって常に増加しています。

設備と店舗

駅構内には様々な店舗があり、軽食や飲み物を購入できるスペースも完備されています。特に、月島メトロピアは美味しいパン屋やスーパーなどがあり、駅の利用者にとって便利な場所となっています。

当駅は、周囲の地域との接続も優れており、地域の利用者だけでなく観光客にとっても非常に重宝されている場所です。月島駅の魅力は多岐にわたりますが、その利便性からこれからも多くの人に利用され続けることでしょう。

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