有元美保

有元美保のプロフィールと業績

有元美保（ありもと みほ）は、1967年1月2日生まれの日本の女性漫画家およびイラストレーターです。広島県出身で、早稲田大学を卒業後、漫画界での活動を始めました。彼女は主に竹書房の漫画雑誌にて作品を発表しており、その独自の感性とユーモアを加えたストーリーテリングで多くの読者を魅了しています。

来歴

有元は1989年に竹書房へ入社し、まずは編集者として3年間勤務しました。その後の1992年には、同社の麻雀漫画誌である『近代麻雀ゴールド』で漫画家としてのデビューを果たしました。このデビューを通じて、彼女は麻雀を題材にした作品を中心に活動を展開していきます。

1995年には、同社の別冊近代麻雀で連載されていた『雀荘に行こう』が初の単行本として刊行され、漫画界への大きな足掛かりとなりました。また、この作品は同年、バンダイヴィジュアルによってシネマ化もされ、漫画だけでなく映像にも展開することになりました。

2002年には、4コマ漫画誌『まんがライフ』にて『もてもてねーちゃん』がゲスト掲載されました。この作品は評判を呼び、2003年からは本格的な連載がスタートしました。連載は約5年間続き、3巻までの単行本が発行される人気を博しました。このように、多彩なジャンルに挑戦し続ける有元は、その豊かな感性で読者を楽しませています。

作品

有元美保の主な作品について、以下に紹介します。

連載中の作品

• - 雀荘へ行こう（竹書房）

- 全1巻
- ISBN 9784884757892（1995年3月）

• - もてもてねーちゃん（竹書房）

- 全3巻
- ISBN 9784812462065（2005年7月）
- ISBN 9784812465318（2006年11月）
- ISBN 9784812468012（2008年3月）

単行本未収録リスト

• - ダメボク

- 近代麻雀ゴールド（1998 - 2000、竹書房）
- 全24回

• - 雀荘で遭った愉快な人々

- 近代麻雀（竹書房）

有元美保は独自のスタイルで、漫画の表現の幅を広げ続けており、これからも新たな作品に期待が寄せられています。彼女の作品は、ユニークなキャラクターやストーリー展開が特徴的で、読者の心に深く響くものがあります。今後の活動が楽しみです。

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