有明大橋

有明大橋（ありあけおおはし）

有明大橋は、新潟県新潟市中央区と西区の間、関屋分水路に架かる新潟市道曽和インター信濃町線（西大通り）の道路橋梁です。新潟市における重要な交通インフラの一つとして機能しています。

概要

有明大橋は、関屋分水路の掘削開始後に建設が始まり、分水路に架かる橋の中では最も早く、1970年12月17日に完成しました。関屋分水路の下流から数えて4番目に位置しており、橋長は252.1m、幅員は18.80mです。分水路の下流側には堀割橋、上流側には越後線の鉄道橋が架かっています。

特徴

交通の要衝

有明大橋は、新潟島（新潟市街地）と新潟市西部を結ぶ交通の要衝としての役割を担っています。かつては国道116号のバイパス区間でしたが、2008年4月1日の経路指定変更により、現在は新潟市道曽和インター信濃町線の一部となっています。

車線変異区間

有明大橋は片側2車線の計4車線ですが、車線変異区間となっています。午前中は市街地・中央区方面が3車線（うち1車線は右折レーン）、郊外・西区および新潟大学方面が1車線となります。午後は両方向とも2車線（市街地方面はうち1車線が右折レーン）に変わります。この車線変更は、時間帯による交通量の変化に対応するための措置です。

市道曽和インター信濃町線のうち、橋梁部と両詰交差点を除く、西区の五十嵐一交差点から中央区の信濃町交差点までは、上下3車線の車線変異区間となっています。

周辺環境

西区の坂井輪地区や内野地区は住宅地であり、路線バスも多く通行しています。有明大橋の左岸側は砂丘の上に位置するため、右岸側よりも高くなっています。

関連項目

関屋分水路

外部リンク

関屋分水　完成までのあゆみ　第２部 - 国土交通省　信濃川下流河川事務所

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