望月成晃

望月成晃（もちづき まさあき）

1970年1月17日生まれ。東京都江東区出身のプロレスラーで、日本のプロレス界で著名な存在です。現在はDRAGON GATEに所属し、リングネームは望月 マサアキとして知られています。血液型はB型で、彼のスタイルや髪型、リング内外での発言が多くのファンから支持されています。

来歴

望月は足立高等学校を卒業後、1994年にWAR後楽園ホール大会でプロレスデビューを果たしました。デビュー戦の相手は後にタズとなるピート・タンジーロで、その時は武輝道場の一員でした。その後はフリーとして、さまざまな団体で活動することになります。

彼はメキシコに渡航することなく、日本国内の団体を中心に活動を重ね、特に闘龍門JAPANでは空手着を身にまとった姿での正規軍としての戦いが印象的でした。

本格的なブレイクは、2期生の望月享や神田裕之と共に結成したヒールユニット「不完全決着推進委員会」での活動から始まります。入場の際にはスカジャンを身にまとい、凶器を使った攻撃が特徴的でした。このユニットは団体内で多くの反則行為を行い、観客からの熱い支持を受けることになりました。

EL NUMERO UNO

特に記憶に残るのは、2001年に開催されたEL NUMERO UNOでの活動です。リーグ戦では「両者リングアウト推進委員会」という名のもとに全試合での黒星を目指すも、最終的には決勝トーナメントに進出し見事に優勝しました。表彰式での彼の発言は多くの話題を呼び、CIMAやマグナムTOKYOを激怒させるほどのインパクトがありました。

その後、正規軍としての悪役イメージを強化しつつも、彼の発言や行動は時折ファンからの支持に変わることもありました。特に自身の負けを「気持ちいい」とする発言は印象に残ります。

タイトル歴と活動

望月成晃は数々の団体でのタイトル獲得に成功しています。DRAGON GATEのオープン・ザ・ドリームゲート王座では三度の王者となり、他にもオープン・ザ・ツインゲートやトライアングルゲート王座など、数多くのタイトルを手にしています。

近年では、40代に突入してもなお現役で活躍し続けており、新しい世代の選手たちと戦う姿勢は多くの若手選手にとっての見本となっています。特に彼の得意技である蹴り技は圧巻であり、経年によるスタイルの変化も彼の魅力の一部となっています。

ユニット結成

2011年には解散したWORLD-1、KAMIKAZEをまとめて「望月軍」を結成し、しばしばユニット内での抗争や新しい挑戦を続けています。自身が設立した「望月道場」では若手選手の育成にも注力しており、プロレス界にとっての重要な存在として認知されています。

総括

望月成晃は単なるプロレスラーではなく、彼の活動は日本のプロレスの歴史を彩るものであり、地道に積み上げてきたキャリアや選手としての成長は、他の選手たちにも大きな影響を与え続けています。また、彼のエンターテインメント性、ユーモア、さらには真剣な姿勢は多くのファンに愛され、尊敬されています。彼の今後の活躍が一層期待されるところです。

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