朝里ダム

朝里ダム

朝里ダムは、北海道小樽市の朝里川温泉を流れる二級河川・朝里川に建設されたダムです。北海道建設部が管理する高さ73.9mの重力式コンクリートダムであり、ダムによって形成された人造湖はオタルナイ湖と呼ばれています。

概要

朝里ダムは1979年に着工し、1993年に竣工しました。ダム建設に伴い、予定地を通っていた北海道道1号小樽定山渓線は1986年にルートが変更され、ダムの下流には朝里大橋（通称：朝里スカイループ）というループ橋が建設されました。

朝里ダムは、小樽市民の生活を支える重要な水源として機能しています。

観光

オタルナイ湖は、市民からの公募によって命名されました。1994年には湖畔園地がオープンし、公園内には朝里ダム記念館が建設されました。記念館開館時間中にはダムの上を歩くことも可能です。また、テニスコートなどのレクリエーション施設も整備されています。

ダムの下流には、朝里川温泉や朝里川温泉スキー場などの観光スポットがあります。

朝里ダム記念館

朝里ダムの建設に関する資料や、ダムの役割などを紹介する施設です。ダムの仕組みや歴史について学ぶことができます。

オタルナイ湖

四季折々の美しい景観が楽しめる湖です。湖畔には遊歩道が整備されており、散策やバードウォッチングなどを楽しむことができます。

朝里スカイループ

朝里ダムの下流に位置するループ橋で、美しい景観が楽しめます。ドライブコースとしても人気があります。

脚注

ダム便覧 - 朝里ダム

関連項目

ダム
日本のダム - 日本のダム一覧
重力式コンクリートダム - 日本の重力式ダム一覧
多目的ダム - 日本の多目的ダム一覧
都道府県営ダム
* 朝里川温泉

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