朝里川温泉

朝里川温泉は、北海道小樽市に位置する温泉地です。1954年（昭和29年）に開湯し、朝里川の河口から約4キロメートル上流の畔に、複数の旅館やホテルが点在しています。

泉質と効能

泉質は食塩泉で、源泉温度は30～42℃です。食塩泉は、保温効果が高く、神経痛や筋肉痛、冷え性などに効果があると言われています。

温泉街の魅力

温泉街には、小樽朝里クラッセホテル、武蔵亭、朝里川温泉ホテル（旧かんぽの宿）などの温泉旅館やホテルが立ち並びます。また、貸し別荘やオートキャンプ場も整備されており、様々なニーズに対応できます。

温泉だけでなく、スポーツ施設も充実しています。夏にはテニスやゴルフ（札樽ゴルフ倶楽部）、冬には朝里川温泉スキー場でスキーを楽しむことができます。日帰り温泉施設としては、温泉街入口付近に「湯の花 朝里殿」があります。

近年では、ドイツ型健康保養地を参考にしたクアオルトを目指す取り組みも行われています。

アクセス

バス：JR小樽築港駅より北海道中央バス「朝里川温泉行き」で約15分
マイカー：札樽自動車道朝里インターチェンジより北海道道1号小樽定山渓線で5分

特記事項

2002年（平成14年）11月、新源泉開発の際に既存の源泉に不具合が発生し、一時的に温泉供給が停止したことがありました。

2014年（平成26年）12月には、老舗温泉旅館『小樽朝里川温泉 宏楽園』で火災が発生し、本館がほぼ全焼しました。しかし、2016年4月には再建され、営業を再開しています。

周辺情報

朝里川温泉スキー場は、パウダースノーが楽しめることで知られています。また、近隣には小樽運河やガラス工芸館などの観光スポットも点在しています。

まとめ

朝里川温泉は、豊かな自然に囲まれた、魅力的な温泉地です。温泉だけでなく、四季折々のレジャーや観光も楽しむことができます。小樽観光の際には、ぜひ足を運んでみてください。

もう一度検索