木幡駅 (兵庫県)

木幡駅：神戸電鉄粟生線の駅

神戸電鉄粟生線沿線にある木幡駅は、兵庫県神戸市西区押部谷町木津字居垣内に位置しています。駅番号はKB45です。本稿では、木幡駅の概要から歴史、構造、周辺環境まで詳細に解説します。

木幡駅の歴史

木幡駅は、1937年（昭和12年）6月15日、三木電気鉄道によって木津駅と押部谷駅間に開業しました。同日、隣接する栄駅も開業しています。その後、1947年（昭和22年）1月9日には神戸有馬電気鉄道と合併し、神有三木電気鉄道（のちに神戸電鉄）の駅となりました。駅名は開業当初は「木幡駅」でしたが、1952年（昭和27年）10月1日に「電鉄木幡駅」に改称、1988年（昭和63年）4月1日に再び「木幡駅」に戻されています。1979年（昭和54年）11月には駅舎が新築されています。

駅構造

木幡駅は地上駅で、相対式2面2線のホームを有しています。駅舎は下りホーム側に設置され、上りホームへは構内踏切で連絡しています。近年、駅務遠隔システムが導入されており、センター駅から自動券売機、自動改札機、自動精算機、TVカメラ、インターホン、シャッターなどが遠隔操作されています。そのため、駅員は巡回による対応となり、駅構内には売店などの商業施設はありません。ただし、駅周辺の商店で企画乗車券の委託販売が行われています。

利用状況

2022年度の1日あたりの乗車人員は約666人です。近年、利用状況に変化が見られますが、詳細なデータは公開情報に基づいてご確認ください。

駅周辺

木幡駅の駅前には住宅は少なく、やや離れた秋葉台地区に住宅が集中しています。駅周辺には、木津老人いこいの家などがあります。秋葉台は新興住宅地として発展しており、近年人口増加が見られます。

バス路線

木幡駅周辺には複数のバス路線が通っており、周辺地域へのアクセスを確保しています。具体的な路線や運行状況については、地元のバス会社にお問い合わせください。

隣の駅

同名駅との違い

JR奈良線にも「木幡駅」が存在します。こちらは、当駅と近接する「木津駅」と同じ路線上にあり、混同しないよう注意が必要です。また、京阪電気鉄道にも「木幡駅」があります。

まとめ

木幡駅は、歴史ある神戸電鉄粟生線の駅として、地域住民の生活を支えています。駅務遠隔システムの導入により、無人駅ながらも利便性を確保しており、周辺の住宅地や商業施設と連携して地域社会に貢献しています。今後も、地域のニーズに応じた発展が期待されます。

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