木村貴大

木村 貴大

（きむら たかひろ）

木村貴大は、1993年12月9日に福岡県で生まれた日本のプロラグビー選手です。主なポジションはスクラムハーフ（SH）を務め、ジャパンラグビーリーグワンに所属する東京サントリーサンゴリアスでプレーしています。身長は172センチメートル、体重は83キログラム。チームメイトやファンからは、「きむ」「たかひろ」「きむたか」といったニックネームで親しまれています。

経歴

木村選手のラグビーキャリアは、強豪として知られる東福岡高校で本格的に花開きました。高校時代にはチームのリーダーとして主将を務め、その活躍が認められ高校日本代表にも選出されています。2012年に東福岡高校を卒業した後は、筑波大学へ進学。大学でもラグビーを続け、若手有望株が集まるU20日本代表のメンバーに名を連ねる経験も積みました。

大学を卒業した2016年、当時のジャパンラグビートップリーグに所属していた豊田自動織機シャトルズ（現在の豊田自動織機シャトルズ愛知）に加入し、プロキャリアをスタートさせました。同年8月27日に行われたジャパンラグビートップリーグの開幕節、トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦において先発出場を果たし、公式戦デビューを飾りました。

豊田自動織機シャトルズでプレーした後、2019年にはチームを離れることとなります。しかし、木村選手の才能はラグビー界で注目され続け、同年12月にはスーパーラグビーに参戦していたサンウルブズの練習生として招集されました。短い期間での評価を得て、翌2020年1月にはサンウルブズの正規スコッドへと昇格を果たし、国際的なレベルでの経験を積む機会を得ました。

2020年12月には、コカ・コーラレッドスパークスへの入団が発表されました。新たなチームでの活躍が期待されましたが、残念ながらチームの運営方針変更に伴い、2021年4月にコカ・コーラレッドスパークスは廃部となり、木村選手もチームを去ることになりました。

度重なる環境の変化を経験しながらも、木村選手はプレーの場を求め続け、2021年7月には国内トップリーグ屈指の強豪であるサントリーサンゴリアス（現在の東京サントリーサンゴリアス）への加入が決定しました。以来、東京サントリーサンゴリアスの一員として、チームの勝利に貢献すべく日々の練習と試合に励んでいます。

これまでのキャリアにおいて、高校日本代表やU20日本代表といった世代別代表での選出、トップリーグでの公式戦デビュー、スーパーラグビーへの挑戦、そして複数のトップチームでのプレー経験は、スクラムハーフとしての彼の成長と多様な環境への適応力を示しています。東京サントリーサンゴリアスでの今後の活躍にも注目が集まっています。

関連情報

• - 東京サントリーサンゴリアスによるプロフィール
• - X（旧Twitter）アカウント
• - Instagramアカウント
• - 筑波大学ラグビー部時代の紹介
• - サンウルブズ2020スコッド情報

関連する項目として、高校ラグビー日本代表、U-20ラグビー日本代表、福岡県出身の人物一覧、東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校、筑波大学ラグビー部、豊田自動織機シャトルズ愛知、コカ・コーラレッドスパークス、東京サントリーサンゴリアス、サンウルブズなどがあります。

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