本多真弓

本多真弓は、1973年6月20日生まれの日本の女優、声優、そして演劇プロデューサーとして活動しています。桐朋学園短期大学芸術学部演劇学科を卒業後、劇団青年座研究所で演劇を深く学びました。

2001年、本多真弓は自身の演劇ユニット「クレネリ♥ZERO FACTORY」を主宰兼役者として立ち上げました。作家の大岩真理と共に、独特な「クレネリワールド」を創り上げ、数々の舞台作品を発表しました。クレネリでの活動は、彼女の演劇に対する情熱と創造性を強く示すものです。

2006年に出産を機にクレネリの活動を一時休止しましたが、2012年2月には下北沢演劇祭に参加し、活動を再開しました。その後の2017年には、西山水木と共に演出ユニット「下北澤姉妹社」を立ち上げ、2020年10月には明樹由佳、松岡洋子が加わり劇団として新たなスタートを切りました。

演劇プロデューサーとしての活動も目覚ましく、「グッドディスタンス」や「令和で万葉プロジェクト」など、様々な企画を成功させています。これらのプロジェクトは、彼女のプロデュース能力と、演劇への深い理解を示すものです。

出演作品としては、テレビアニメ『OVERMANキングゲイナー』や、劇場アニメ『グッドモーニング・コール』などがあります。舞台では、「クレネリZERO FACTORY」の多くの作品に出演しており、『蜜の味／二等辺三角形』、『逆さまの輪』、『空洞満月』など、幅広い役柄を演じています。

また、下北澤姉妹社では『月の姉妹』に出演し、高岡市の大伴家持生誕1300年記念事業演劇公演『剣に歌に、夢が跳ぶ！』にも参加しています。他にも、HOTSKY『ミカンの花が咲く頃に』、劇団匂組『農園ぱらだいす』、下北澤姉妹社『母樹ー母と蜜柑の優しい神話ー』など、多岐にわたる舞台で活躍しています。2021年には、令和で万葉！プロジェクト『やかもち』でヒロインの大嬢役を務めるなど、精力的に活動を続けています。

さらに、本多真弓は、ナレーションの分野でも活躍しており、DHC、アメリカンファミリー生命保険会社、スカイマークエアラインズ株式会社などの広告でその声を聞くことができます。

本多真弓は、女優、声優、演劇プロデューサーとして、多岐にわたる才能を発揮し、演劇界に貢献しています。彼女の今後の活躍から目が離せません。

【本多真弓プロデュース作品】
グッドディスタンス
2020年7月 風吹く街の短篇集第一章
2020年8月 風吹く街の短篇集第二章
2020年9月 風吹く街の短篇集第三章
2021年2月 風吹く街の短篇集第四章
2021年7月 風吹く街の短篇集第五章

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