本田みずほ

本田みずほ：多彩な才能を持つ日本のお笑いタレント

本田みずほ（ほんだ みずほ）は、1973年4月22日に生まれた日本のお笑いタレントです。本名は本田美津保で、結婚前の旧姓でも知られています。彼女は吉本興業に所属し、多方面で活動を展開しています。

来歴

相模原市で育った本田は、父、母、妹の4人家族です。小学校1年生の頃、漫才ブームに触発され、お笑いの道に憧れるようになりました。小学校高学年のときには、数多くのタレントオーディションに挑んだものの、全て不合格となりました。しかし彼女の夢は諦められず、中学校では演劇部に入部し、研ナオコや樹木希林といった女優を目指しました。

神奈川県立上溝高校の1年時、オーディション雑誌で見つけた吉本興業の「バッタモンクラブ・オーディション」に友人と共に挑戦。「ぱぁぷるず」として初舞台を踏みます。それが契機となりお笑いに目覚め、友人と別れた後は1人でコントに挑戦することに。彼女は吉本バッタモンクラブで技術を磨き、後に間寛平の弟子となります。スタイル的には「西のキョンキョン」と呼ばれるほど、当時はアイドル風のルックスが特徴でした。

1993年にはフジテレビの深夜番組『とぶくすり』にレギュラーとして出演が決まりましたが、同番組の終了後は一時的にメディアから姿を消しました。1994年にはパンク・ロックバンド「SPOON PERM」を結成し、作詞とボーカルを担当。1996年にはアルバム『BEST?』をミラクル・レコードよりリリースしました。

その後、本田はルミネtheよしもとの新喜劇などの舞台でお笑い芸人として活躍する一方で、『めちゃ2イケてるッ!』や「濱口だまし」にも参加しました。この番組の終了後、彼女はフジテレビのリハーサル室に招かれ、総監督の片岡飛鳥から特製メダルを授与されたことをSNSで報告しました。

2006年には東京大学卒の一般の男性と結婚。さらに、アロマテラピーに関する資格を取得し、アロマキャンドルアートを制作・発表するなど表現の場を広げています。2015年には表参道で初の個展を開催し、アートの分野でも注目を集めました。

主な出演作品

本田みずほは多くのテレビ番組に出演しており、代表的なものには『5時SATマガジン』や『黒BUTA天国』、『電波結社バババ団』などがあります。さらに、テレビドラマ『江戸の用心棒II』での演技や、ラジオ番組『TEAM-0と本田みずほの赤ずきんちゃん気をつけて』など、多彩なメディアでその魅力を発揮しています。

舞台活動も行い、お笑いだけでなく演技にも力を入れており、「ホラリオン〜笑いと恐怖の大祭典〜」などに出演。映画にも挑戦し、2011年には『月光ノ仮面』に出演しました。

終わりに

本田みずほは、単なるお笑いタレントにとどまらず、音楽、演劇、アートといった多様な分野での活動を通じて、自らの才能を発揮し続けています。これからの更なる展開が楽しみな存在です。

もう一度検索